原因はストッキング?「セレブの宴」と炎上の韓国乳がん啓発イベント、1年前の女優レッドカーペット不参加事件の“真相”明らかに | RBB TODAY
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原因はストッキング?「セレブの宴」と炎上の韓国乳がん啓発イベント、1年前の女優レッドカーペット不参加事件の“真相”明らかに

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原因はストッキング?「セレブの宴」と炎上の韓国乳がん啓発イベント、1年前の女優レッドカーペット不参加事件の“真相”明らかに
  • 原因はストッキング?「セレブの宴」と炎上の韓国乳がん啓発イベント、1年前の女優レッドカーペット不参加事件の“真相”明らかに

「乳がん認識改善キャンペーン」を掲げるも“セレブの宴”として物議を醸す韓国のチャリティーイベントで、過去に一人の女優がとある理由でレッドカーペット出入りを制止されていたことがわかった。

『ディスパッチ』などの韓国メディアが10月17日までに報じたところによると、昨年10月に行われたファッション雑誌『W Korea』の第19回乳がん認識向上キャンペーン慈善イベントにおいて、女優A氏が「協賛ブランドのストッキングを履かなかった」という理由でフォトイベントに立つことができなかったと報じた。

芸能関係者によると、この報道で言及された“A氏”は女優パク・ボヨンだったという。

パク・ボヨンは当時、協賛ブランドV社の衣装着用を指定されていたが、ストッキングがサイズ問題で履くことができず、最終的に素足状態のままイベントに参加した。

ただ、イベントを主催する『W Korea』が「ストッキングを着用していない状態では(フォトイベント時の)全身露出は不可能」としたため、パク・ボヨンはレッドカーペットを出入りすることができなかったという。

『W Korea』はブランド協賛を通じてイベントを毎年開催している。高級ブランド各社が寄付の一環として衣装や資金を提供し、『W Korea』はそれらをスターに着せてフォトイベントにに立たせる形式をとっている。

そのため、協賛ブランドの衣装をすべて身につけていない場合は、フォトイベントに登場できないという内規があるというのだ。

パク・ボヨン
(写真提供=OSEN)パク・ボヨン

実際、パク・ボヨンは事前に公開されたフォトイベント参加者リストに名を連ねていたが、当日実際には姿を見せなかった。

『W Korea』の公式SNSでも上半身のみ切り取られた写真が投稿され、同じくイベントに参加した俳優のSNS投稿を通じてのみ、彼女の全身ショットが確認できた。その際、パク・ボヨンはやはりストッキングを履いていない素足状態だった。

パク・ボヨン
(写真=SNS)昨年10月開催のイベントに参加したパク・ボヨン。報道の通りストッキングを履いていない

乳がん啓発目的も”名ばかりのチャリティー”で炎上

このような裏事情は、今年10月15日に行われた第20回の同イベントをめぐり「乳がん患者を嘲笑した」との論争が起きたことで明るみに出た。

ソウル鍾路区(チョンノグ)のフォーシーズンズ・ホテル・ソウルで開催された今年のイベントには、BTSメンバーをはじめTOMORROW X TOGETHER、LE SSERAFIM、IVE、aespaといったK-POPアイドル、ビョン・ウソク、コ・ヒョンジョン、パク・ウンビン、イ・ヨンエといった俳優など多くの豪華著名人が参加。今回が20回目の節目とあり、ガラディナーおよびパーティーの形式で盛大に行われた。

ただ、「乳がん認識改善」を銘打ちながらイベントで「乳がん啓発」に関する言及はほとんどない点、数多くのセレブが集いながら、乳がんの認識改善を象徴する「ピンクリボン」が見当たらなかった点などから批判が勃発した。

また、毎年スターを招待して開催しているイベントにもかかわらず、累計寄付金が約11億ウォン(日本円=約1億1000万円)のみにとどまっていることも判明し、本来の趣旨から外れた「名ばかりのチャリティーではないか」との指摘も出ている。

W Korea
(画像=『W Korea』Instagram)チャリティーイベントの様子

騒動に追い打ちをかけたのは、アフターパーティーで歌手パク・ジェボムが披露したパフォーマンスだ。

彼は当時、自身のヒット曲『MOMMAE(モンメ/“体つき”の意)』を披露した。だが、同曲が“成人指定”を受けた楽曲であり、歌詞にも「君の胸についている姉妹 双子」など女性の身体を露骨に描写があったことから、「乳がん啓発を目的とするチャリティーイベントで不適切だ」「乳がんを嘲弄した」との批判も寄せられた。

パク・ジェボムはその後、SNSで「正式な乳がんキャンペーンイベントが終わった後、パーティーとステージは、忙しいスケジュールの合間を縫って“良い趣旨と気持ち”で集まった方々のために行ったものと理解していた。もし僕のステージを見て不快に感じた患者の方がいらっしゃったなら申し訳ない。健康を願っています。ファイティン!」と謝罪。『W Korea』も、公式SNSに掲載していたパク・ジェボムの『MOMMAE』のステージ映像を削除した。

なお、『W Korea』関係者は一連の騒動に関して「返事をお伝えすることはできない」とコメントしている。

(記事提供=OSEN)

◇パク・ボヨン プロフィール

1990年2月12日生まれ。2006年にドラマ『秘密の校庭』に出演して女優デビューし、その後2008年に主演を務めた映画『過速スキャンダル』が韓国で830万人を動員する大ヒットとなり、「国民の妹」の愛称でブレイクした。その後も映画『私のオオカミ少年』、ドラマ『ああ、私の幽霊さま』『力の強い女ト・ボンスン』と代表作を更新。抜群の演技力はもちろん、デビュー当時から現在まで続く可愛らしいビジュアルで人気を集めている。

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《スポーツソウル日本版》
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