韓国の大御所俳優パク・サンジョさんが、がん闘病の末にこの世を去った。
『イーデイリー』などの韓国メディアが10月16日までに報じたところによると、パク・サンジョさんが今月4日にこの世を去ったことがわかった。79歳だった。
パク・サンジョさんは昨年8月に肺がんのステージ4と診断され、闘病生活を続けていた。ただ最近、病状が悪化して入院治療を受けていたが、回復には至らず息を引き取った。
1945年12月24日生まれのパク・サンジョさんは、1969年に地上波テレビ局MBCの第1期公開採用タレントとして芸能界デビュー。1971年のドラマ『捜査班長』で犯人役を演じたのを皮切りに本格的に俳優活動をはじめ、『田園日記』『第1共和国』『砂時計』『龍の涙』『太祖王建』など数多くの作品に出演した。

直近では2021年のドラマ『太宗イ・バンウォン ~龍の国~』に出演し、チョ・ミンス役を演じていた。
なお、パク・サンジョさんの埋葬地はソウル市立昇華院となる。
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