韓国女性歌手が25歳という若さでこの世を去って、12年が経過した。
韓国の女性歌手Rottyful Sky(ロティフル・スカイ/本名キム・ハヌル)さんが25歳の若さで急逝してから、12年の月日が流れた。
彼女は2013年9月17日に突如倒れて病院に搬送されたが、意識が戻ることはなく、10月8日に息を引き取った。正確な死因は明かされていないが、脳死と判定されたと伝えられている。
Rottyful Skyさんは2001年、13歳のときにハヌル名義でリリースしたデビュー曲『Gotta Be Kidding』(バナナラマ『Venus』のカバー)がヒット。ステージ上で衣装を着替えるパフォーマンスも注目を集めた。その後、芸名をRottyful Skyに改め、歌手だけでなく作曲家としても活動。2011年にはドラマ『マイダス』『女の香り』のOST(劇中歌)に参加し、韓国のガールズグループAFTERSCHOOLを脱退してソロデビューを控えていたカヒに楽曲『It's Me』を提供した。
カヒは今もその縁を忘れていない。2020年にはSNSに「2013年10月8日、ソロ収録を控えていたときに、作曲家ハヌルが天国に旅立ったと聞いた。『It's Me』は大好きな私の歌であり、あなたの歌でもある。忙しさのあまり忘れていてごめんね。ありがとう、あなたは天才だった」と追悼の言葉を綴っている。
訃報が伝わった当時、ネット上には「故Rottyful Sky最後の舞台」というタイトルで2010年9月に出演した音楽番組の映像が広まり、多くの人々の悲しみを誘った。芸能界の仲間たちもSNSを通じて次々と哀悼の意を示し、その早すぎる死を悼んだ。


(記事提供=OSEN)