女優ハン・ヒョジュが第30回釜山(プサン)国際映画祭のコンペティション部門審査委員に就任した感想を伝えた。
9月18日、第30回釜山国際映画祭のコンペティション審査委員の記者会見が、釜山広域市海雲台(ヘウンデ)区の映画の殿堂で開催された。
この場には、審査委員長のナ・ホンジン監督をはじめ、監督兼俳優のナンディタ・ダス、マルズィエ・メシュキニ監督、コゴナダ監督、プロデューサーのユリア・エヴィナ・バハラ、女優ハン・ヒョジュが出席した。
釜山国際映画祭は今年で30周年を迎え、コンペティション部門を導入し「釜山アワード」を開催する。計14編の作品が大賞、監督賞、審査委員特別賞、俳優賞、芸術貢献賞と、5部門をめぐって競合する。大賞は今年の閉幕作として上映される。

韓国の俳優のうち、唯一審査委員に選ばれたハン・ヒョジュは、「私にとっても大きな意味がある釜山国際映画祭で審査委員を担うことになり、光栄だ」と伝えた。
続けて、「幼い頃から映画を見るのが好きで休みの日には3~4本続けて見たりもした。確実に審査をするというのは難しいことだ。ここにいらっしゃる審査委員と良い審査評価をしながら、続けていきたい」と話した。
これとともにハン・ヒョジュは、「どうやら“末っ子”審査委員になった。若い視線で見つめ、公正な審査ができるよう努力する」と付け加えた。
◇ハン・ヒョジュ プロフィール
1987年2月22日生まれ。2003年に芸能界入りし、ドラマ『トンイ』(MBC)や映画『監視者たち』『ビューティー・インサイド』『王になった男』など、様々なジャンルで大きな存在感を示した。アメリカの人気映画『ボーン』シリーズのスピンオフドラマ『トレッドストーン』(原題)に出演するなど、アジアにとどまらない活躍を見せている。