第1世代K-POPグループSHINHWA(神話)のメンバーで俳優としても活動するキム・ドンワンが、“バラエティ番組出演拒否”発言について釈明した。
キム・ドンワンは9月14日、自身のインスタグラムに長文を投稿。「日本で俳優をするために初めて芸能界に入った時、掃除や雑用をさせられ、誠実さを試されるのが当たり前だった。端役を演じる時もマネージャーやスタイリストなしで自らメイクや衣装を整え、現場に出るのが当然だった」と振り返った。
さらに「それでも私は出演したいです」という新人の言葉が強く心に残ったとして、「自分の“バラエティ拒否”発言には多くの記事と賛否両論の反応があったが、その言葉が一番忘れられなかった」と説明。「最初は何でもやらなければならない。まずは自分を見せることだ。抜け道や幸運だけではダメだ。何もしないで夢だけ見ても、決して叶わない」と強調した。
バラエティ出演を拒んだ理由については「バラエティ番組のオファーが嫌だと言ったのは“安楽さ”ゆえだった。大した芸がなくても結構なお金を稼げてしまう。そうすると本業から遠ざかる瞬間が来る。それが歌や演技を夢見る人にとっては本当に怖いことだった」と明かした。

さらに「コロナ禍の時期、ワクチン未接種で多くの仕事を失った。ようやくドラマ出演で“また芸能人に戻れた”と思った矢先、数多くの“安楽なオファー”が来た。1人で活動しているからこそ自分で決断する時期だと思った。振り返ってみれば方法を間違えたと思う。どうにかしてテレビに出ようとする人が列をなしているのに、あんな傲慢な発言をしてしまった」と振り返った。
最後に「俳優や歌手を目指す後輩たちよ、誤解しないでほしい。何でもやれ。何でもやりながら準備を続けろ。諦めたいと思った時、その時にこそチャンスが来る」とエールを送った。
先立って4日、キム・ドンワンは「バラエティのオファーはもう来なくていい。笑わせる自信もないし、本当の話を大衆の前で語りたくもない」と発言。「過去を掘り返す行為は自分を傷つけるだけだ。幸せなふり、成功したふりをしながら静かに暮らしたい。放っておいてほしい」ともSNSに書き込んでいた。
また「3回もスケジュールで言い訳をしたなら、もう諦めてほしい。もちろん、上からの指示なんだろうけど…」と、特定のスタッフに向けたような意味深な一文も残した。
キム・ドンワンの発言に対し、ネットユーザーの反応は分かれている。一部は「芸能人なら大衆の前に出て当然」「仕事が一切なくなれば分かる」と批判している一方で、「それだけ演技に真剣なのだろう」「信念ある発言は尊重すべき」「本人の言う通り、静かにさせてあげたらいい」と理解や共感を示す声も上がっている。
(記事提供=OSEN)