EXOのメンバーで、ソロアーティストとしても活動するベクヒョンが、グローバルな影響力を証明した。
韓国籍の芸能人として初めて、中国最大のSNSプラットフォーム「Weibo」の個人「スーパー・トピック」でダイヤモンド1レベルに到達したのだ。
「スーパー・トピック」とは、Weibo内でアーティスト・作品・特定のテーマを中心に運営されるコミュニティで、中国国内における最大級のファンダム規模や活動度を測る主要指標のひとつとされている。
毎週月曜日に等級が更新され、シルバーからゴールド、ダイヤモンドまでそれぞれ3段階に分かれ、計9レベルに区分されている。ベクヒョンは9月1日時点で、個人「スーパー・トピック」でダイヤモンド1レベルに上がった唯一の韓国籍アーティストとなった。

このような成果には、8月30日と31日に行われたベクヒョンのワールドツアー「Reverie」マカオ公演の影響が大きかったとみられる。実際、公演前日に行われたWeiboライブ配信は約219万人の視聴者数を記録し、現地でのベクヒョンの高い人気を裏づけた。
また公演当日も、さまざまなコンサート関連の検索ワードが上位圏にランクイン。公演中に披露した現地曲のカバーやチャレンジは各種SNSで急速に拡散され、中国版TikTokである「抖音」の文化・エンタメ人気チャートで1位から3位を独占し、爆発的な話題性を立証した。
ベクヒョンは現在、デビュー13年目にして初めてワールドツアーを開催し、南米・アメリカ・ヨーロッパ・オセアニア・アジアなど世界各地のファンと出会い、新たな記録を刻み続けている。
本格的にアジア公演に突入した今、現地SNSで証明された高い話題性は、今回のツアーに対するグローバルファンの期待を裏づけるものであり、今後の公演への期待感をさらに高めている。
なお、ベクヒョンは今後も続くワールドツアー「Reverie」を通じて、多様な地域のファンと交流を深めていく予定だ。
◇ベクヒョン プロフィール
1992年5月6日生まれ、本名ビョン・ベクヒョン。歌手RAINに憧れて歌手を目指し、2011年にSMエンターテインメントからスカウトされ、オーディションに参加。晴れて合格して練習生となり、翌年2012年にEXOのメンバーとしてデビュー。K-POP業界としては異例の短期間で人気アイドルへの道を歩み始めた。底抜けに明るい性格でグループ1、2を争うムードメーカーとの声も。ポジションはメインボーカルで、高い歌唱力と並みならぬカリスマ性で大きな人気を集めている。