韓国の新ドラマ『暴君のシェフ』で漢字の誤表記が発生した。
『暴君のシェフ』制作スタッフは8月25日、「第1話の放送中、“太平聖代”の漢字表記に一部誤りがあった。現在、制作スタッフも状況を把握しており、修正作業を進めている。作業が完了次第、再放送および配信サービスに反映する予定だ」と明らかにした。
さらに「今後このような事態が再発しないよう、制作と検収の過程でより一層注意を払う」と述べ、「混乱を招いてしまい申し訳ない」と謝罪の言葉を添えた。
問題となったのは、8月23日に放送された第1話のあるシーン。フランスから帰国する途中、現代から過去にタイムスリップした天才フレンチシェフ、ヨン・ジヨン(少女時代ユナ)が、朝鮮王朝で絶対的権力を持つイ・ホン(イ・チェミン)と対面する場面で掲げられた旗に書かれていた「太平聖代」の表記が誤っていた。

本来「賢君がよく治め、世の中が平和である時代」を意味する「太平聖代(テピョンソン“デ”)」と書くべきところ、画面には「代」ではなく同じ読みの「大」が使用されていた。