女優コ・ミンシの名前が出演映画の公式ポスターから外れ、話題を集めた件について、所属事務所が説明した。
最近公開された映画『世界の主人』のポスターには、ソ・スミン、チャン・ヘジン、キム・ジョンシク、カン・チェユンら主要キャストの名前が掲載されていたが、コ・ミンシの名前はなかった。
これについて所属事務所ミスティック・ストーリーは8月20日、「学校暴力(いじめ)疑惑とは無関係」としつつ、「コ・ミンシは同作品に特別出演として参加しており、当初からポスターに名前を掲載しない契約だった」と説明した。

コ・ミンシをめぐっては、今年5月に「彼女のいじめ被害者だ」と主張する暴露文がSNSで拡散。中学時代から複数の同級生に対し暴力や金品の強奪を行っていた、障害のある生徒を嘲笑していた、窃盗やいじめを主導していたなど、具体的かつ衝撃的な内容が列挙された。さらに「中学1年の頃から中絶の噂があった」「非行グループと関わり集団暴行を働いていた」などの証言も加えられた。

当時、事務所は「これらは明白な虚偽であり事実無根」と強調。「虚偽情報に基づいた悪意ある投稿によって所属俳優の名誉が毀損されている」として、法的対応を取る姿勢を示していた。
なおコ・ミンシは現在、Netflixオリジナルシリーズ『蜜バイト(仮題)』の撮影を進めている。
◇コ・ミンシ プロフィール
1995年2月15日生まれ。韓国・大田広域市出身。20歳のときにウェディングプランナーとして就職したが、女優の夢を諦められずソウルに上京。その後、ウェブドラマや短編映画に出演し経験を積む。2018年の映画『The Witch/魔女』で、主人公ジャユン(演者キム・ダミ)の親友役を演じて話題に。2020年にはNetflixオリジナルシリーズ『Sweet Home -俺と世界の絶望-』で“バレエ少女”イ・ウニュ役を熱演し、2023年7月26日に韓国で公開された映画『密輸 1970』での演技が評価され、“韓国版アカデミー賞”ともされる「第44回青龍映画賞」で新人女優賞を受賞した。
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