グループUN(ユーエヌ)出身の俳優チェ・ジョンウォンが、ストーカー容疑を否認した。
チェ・ジョンウォンは8月20日、自身のSNSを通じて、前日に浮上したストーカー容疑で立件されたことについて「一種のハプニング」と主張した。
彼は「昨日報道された内容は、私と恋人との間の個人的な葛藤によるもので、些細な争いが拡大して発生したもの」と述べた。
続けて「感情が激しくなる過程で互いに誤解の余地が生じ、そのために事実とは異なる状況が歪曲されて伝えられた点について非常に遺憾」と強調した。
特にチェ・ジョンウォンは「一部で提起された『彼女の暴露』という表現も誤解から生じたものであり、事実関係とは異なる」と主張。さらに「私が凶器を持って脅迫したり、ストーキングをしたりしたという主張はまったく事実ではなく、その内容は私と彼女の双方が明確に否認している」とし、「虚偽の事実については今後強く対応する予定だ」と力を込めて述べた。

先立って8月19日、韓国SBSはソウル中部警察署の話として、チェ・ジョンウォンが知人女性の家に凶器を持って押しかけた容疑などで、16日にストーカー犯罪の処罰などに関する法律違反の疑いで立件されたと報じた。
これを受けて警察が緊急応急措置を申請し、18日にソウル中央地裁がこれを承認したという。しかしチェ・ジョンウォンは関連容疑を否認し、「誤解だ」と主張している。
なお、今回の件とは別に、チェ・ジョンウォンは2022年から不倫疑惑が浮上し、1億ウォン(約1000万円)の損害賠償請求訴訟に発展している。チェ・ジョンウォンは当該女性とは長年の知人関係であると強調し、相手を名誉毀損および脅迫容疑で逆告訴した状態だ。
チェ・ジョンウォンの文章全文は、以下の通り。
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昨日報道された内容は、私と恋人の間の個人的な葛藤によるもので、些細な争いが拡大して発生した一種のハプニングでありました。
感情が激しくなる過程で互いに誤解の余地が生じ、そのために事実とは異なる状況が歪曲されて伝えられた点について非常に遺憾に思います。
また、一部で提起された「彼女の暴露」という表現も誤解から生じたものであり、事実関係とは隔たりがあることをはっきり申し上げます。
特に、私が凶器を持って脅迫したりストーキングをしたりしたという主張はまったく事実ではなく、その内容は私と彼女の双方が明確に否認しております。
このような虚偽の事実に対しては、今後強く対応していく予定です。
私の個人的な私生活が誤解を招き、不快なニュースとして伝えられた点について改めて心から謝罪し、今後はより一層慎重で責任感ある姿で行動いたします。
申し訳ありません。
◇チェ・ジョンウォン プロフィール
1981年5月1日生まれ。2000年、キム・ジョンフンとともに男性デュオ「UN(ユーエヌ)」としてデビュー。『Gift』『Pado』『My love My bride』など数多くのヒット曲を発表して名前を知らせた。グループ解散後、2005年のドラマ『震える胸』を皮切りに俳優として活動。ドラマ『マイ・シークレット・ホテル』『奥様はサイボーグ』『先輩、その口紅塗らないで』などに出演した。