映画『仕方がない』(原題)が必死の生存劇を予告した。
8月18日、『仕方がない』は報道スチール11種を公開した。
同作は、会社員マンス(演者イ・ビョンホン)が突然解雇された後、再就職に向けた自分だけの戦争を準備しながら起きる物語を盛り込んでいる。
公開された報道スチールは、さまざまな人物の劇的な瞬間を盛り込んでいる。長引く求職活動で物思いに耽っているかのようなマンスの表情は、深い内なる葛藤を推察させ、盆栽で満ちた温室が与える特別なミザンセーヌで視線を釘付けにしている。

ここに帽子をかぶったまま書類の束を持って歩いていくマンスのスチールを皮切りに、誰かを見たり追いかけたりする姿と並べられた履歴書などは、何らかの計画を実行に移す過程に向けた好奇心を刺激している。
また、予期せぬ話を聞いたかのように固い表情をしているミリ(演者ソン・イェジン)は、さらに強くなった姿で危機を乗り越えていく彼女の決断を予告し、心配そうな表情のマンス、ミリ夫婦のスチールは、2人が直面する大変な未来に対する関心を高めている。
さらに、カリスマ性溢れる姿で通話中のソンチュル(演者パク・ヒスン)は豪快さと繊細さの両面を持つ人物で、俳優パク・ヒスンの活躍を期待させる。

ここにスーツを着たボムモ(演者イ・ソンミン)のスチールは、面接を控えた緊張感をそのまま表現し、両手に本と杖を持ったまま驚いた表情のアラ(演者ヨム・ヘラン)は、彼女が直面した予測不可能な状況に対する好奇心をそそる。
最後に、暗い夜、自動車を見つめるシジョ(演者チャ・スンウォン)のスチールは、後ろに人物のシルエットが加わり、妙な緊張感を醸し出す。
なお、多彩な人物の個性と吸引力のある展開を予告する報道スチールを公開した『仕方がない』は、パク・チャヌク監督が最も作りたかった物語である。来る9月に韓国で公開予定だ。
◇イ・ビョンホン プロフィール
1970年7月12日生まれ。漢陽(ハニャン)大学校在学中にアルバイトを通じて「コカ・コーラ」をはじめとした多数のCMに出演。母親の友人が韓国の地上波KBS主催の公開採用オーディションの願書を手に俳優の道を勧め、1990年にKBS公開採用14期生に合格した。翌年にはトップの成績で研修を終え、すぐにテレビドラマ『アスファルト、我が故郷』でデビューした。2000年に公開された主演映画『JSA』は韓国でメガヒットし、社会現象に。2004年にドラマ『美しき日々』が日本で放送された際には、クールさと強引さを兼ねそなえた男らしいキャラクターで視聴者の心を掴んだ。2019年には主演映画『白頭山大噴火』を通じて北朝鮮の工作員を熱演し、大きな反響を得た。
◇ソン・イェジン プロフィール
1982年1月11日生まれ。化粧品のCMモデルとして1999年にデビュー。2001年のドラマ『おいしいプロポーズ』の主演に抜擢され、以降はドラマ『夏の香り』、映画『ラブストーリー』など数多くの作品に出演。日本では、映画『私の頭の中の消しゴム』で知名度を上げた。2020年、ヒョンビンと共演したドラマ『愛の不時着』で好演。2021年1月にヒョンビンとの交際を認め、2022年3月に結婚式を挙げた。同年11月には男児を出産した。