Jリーグでもプレーした元U-23韓国代表DFヨ・ヒョジンさんがこの世を去ってから、4年が経過した。
ヨ・ヒョジンさんは2021年7月31日、ソウル市内の恩平(ウンピョン)カトリック聖母(ソンモ)病院ホスピス病棟で亡くなった。享年38。2019年12月にがんと診断され、翌2020年2月に手術を受けた後も抗がん治療を続けていた。
闘病の知らせを受けた母校・高麗(コリョ)大学サッカー部の先輩・後輩たちは、募金活動を通じて支援を行っていた。
当時、訃報を伝えた関係者は「葬儀場は南楊州(ナミャンジュ)に設けられましたが、新型コロナウイルスの影響で弔問には制限があります。故人に哀悼の意を示したい方は、高麗大学サッカー部を通じて行うことも可能です」と語っていた。

ヨ・ヒョジンさんは選手時代、韓国代表の将来を嘱望された有望なDFだった。2002年日韓ワールドカップでは、当時代表を率いていた名将フース・ヒディンク監督からの期待も厚く、チョン・ジョグッ、チェ・ソングクらとともに予備メンバーに選出。本大会では代表チームの練習相手も務めた。
その翌年にはU-20ワールドカップにも出場し、チームはベスト16入りの快挙を果たしている。

クラブキャリアではFCソウルをはじめ、Jリーグの栃木SC、釜山(プサン)アイパーク、高陽(コヤン)Hi FCなどでプレー。2015年に現役を引退した。
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