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「日本のSVリーグ参戦」姫路イ・ジェヨンに韓国世論が“冷ややか”なワケ。妹も海外で現役続行、母国では事実上プレー不可

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「日本のSVリーグ参戦」姫路イ・ジェヨンに韓国世論が“冷ややか”なワケ。妹も海外で現役続行、母国では事実上プレー不可
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国内で物議を醸して“消えた”韓国女子バレーの美人双子イ・ジェヨンとイ・ダヨンは、最終的に海外で選手生活を続けることとなった。

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日本のバレーボール女子SVリーグのヴィクトリーナ姫路は7月21日、元韓国代表イ・ジェヨンの獲得を発表した。2021-2022シーズンに在籍したPAOKテッサロニキ(ギリシャ)を最後に公式戦出場がなく、約3年間ブランクのあるイ・ジェヨンだが、日本で新たな挑戦に乗り出す。

一方、双子の妹イ・ダヨンは休まず現役生活を続けている。PAOKテッサロニキに始まりラピド・ブカレスト(ルーマニア)、ボレロ・ル・カネ(フランス)、GSパニオニオス(ギリシャ)と渡り歩き、現在はアメリカのサンディエゴ・モジョでプレーしている。

韓国世論がイ・ジェヨン姉妹に“冷たい”ワケ

かつては韓国女子バレー屈指のスター選手として人気を博し、代表でも主力を担っていた2人だが、2021年2月に学生時代のいじめ加害疑惑が明るみに出たことで韓国国内でのプレーが事実上不可能となった。

当時は謝罪文も発表したものの、所属した興国生命ピンクスパイダーズから無期限の出場停止処分、さらには韓国バレーボール協会から代表資格はく奪処分を受け、Vリーグと代表の両方でプレーする資格を失ってしまったのだ。

そして、騒動からすでに4年以上の歳月が過ぎたが、未だVリーグへの復帰は実現していない。Vリーグ男子部や他競技でも同様の問題はあったが、その選手たちは一定期間の自粛後に復帰し、国内で現役生活を続けている。イ・ジェヨン姉妹とは対照的な状況だ。

ただ、Vリーグ女子部にも双子姉妹、特にイ・ジェヨンの獲得を検討したチームはあった。2022年にはペッパー貯蓄銀行AIペッパーズがイ・ジェヨンの獲得を検討したが、世論の反発により白紙に。昨季終了後にも複数のチームが水面下で獲得を議論したが、世論の反発を懸念し、結局は具体的な動きに至らなかった。

イ・ダヨン
イ・ジェヨン(左)、イ・ダヨン

韓国バレー界では「イ・ジェヨンの復帰が必要」と主張する関係者も少なくない。“女帝”キム・ヨンギョン引退後、低迷期にある韓国女子バレーにおいて、アタッカーとして抜群の能力を持つイ・ジェヨンの存在は起爆剤になり得るという意見がある。長いブランクがあるとはいえ、もともと卓越した実力を持っているだけに、時間が経てば再びVリーグの中心選手として活躍できるという見方が大勢を占めている。

だからこそ問題となるのは、いじめ騒動が起きた初期の対応だった。2人は当時、激しい批判のなかでとある地上波テレビ局のインタビューに応じたが、そこでの発言によってさらなる非難を集め、復帰が事実上難しい状況に追い込まれてしまった。それから4年以上が経過した今、真摯な謝罪をするのはより難しくなっている。

もはや韓国国内で世間の理解を得るのは容易ではなく、それを承知で2人の復帰を進めるチームは現実的に存在しない。

あまりにも遠回りをしてしまった結果、本来ならVリーグの中心選手、韓国代表の主力となるべきだったはずの双子は、韓国でもう見られない選手となってしまった。

◇イ・ジェヨン&イ・ダヨン プロフィール

1996年10月15日生まれ。韓国・全羅北道出身。身長180cm。韓国のプロバレーボール選手で、元韓国代表。ジェヨンが姉、ダヨンが妹の双子。ジェヨンはアウトサイドヒッターでヴィクトリーナ姫路(日本)、ダヨンはセッターでサンディエゴ・モジョ(アメリカ)に所属。実父は陸上競技(ハンマー投げ)韓国元代表のイ・ジュヒョン、実母はソウルオリンピック代表セッターのキム・ギョンフィというサラブレッド家系。2014年のプロデビューから2021年1月まで韓国国内で活躍していたが、学生時代のいじめ発覚で物議を醸し、無期限出場停止と代表資格はく奪処分を受けた。

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《スポーツソウル日本版》
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