俳優イ・ジュニョンと俳優イ・ジュニョク、呼ぶ際に注意が必要な2人が受賞よりさらに素晴らしい「第4回青龍(チョンリョン)シリーズアワード」の名場面を作った。
去る7月18日、仁川(インチョン)パラダイスシティで開催された授賞式「第4回青龍シリーズアワード」でハプニングが発生した。
人気スター賞の受賞者として数人が呼ばれたなか、イ・ジュニョクが呼ばれたが、イ・ジュニョンは自分が呼ばれたと勘違いして舞台に上がったのだ。
イ・ジュニョンは状況を把握した後、直ちに舞台を降りてイ・ジュニョクと抱擁を交わしながら事態を微笑ましく収拾した。

しかし、静かなスターたちの祭典のなかで比較的“後輩”の俳優であるイ・ジュニョンの可愛らしいハプニングは引き続き話題になった。
司会を務めたアナウンサーのチョン・ヒョンムは、「発音が不正確だった。自分も一瞬混乱した」と慌てて謝罪し、客席にいたベテランタレントのシン・ドンヨプも「30年以上授賞式の司会をしてきたが、今日が1番面白かった」とイ・ジュニョンをむしろ好評した。
この日の授賞式は、KBS2TVを通じて生中継されていたが、広告が流れている間にイ・ジュニョンはイ・ジュニョクに別途丁重に謝罪までした。
結局、イ・ジュニョンは再び事態の収拾を試みた。授賞式の最後に彼の出演作であるドラマ『おつかれさま』が大賞を受賞し、出演者などが舞台に上がると「イ・ジュニョク先輩に再度申し訳ないと伝えたい。愛している」と観衆を笑わせた。
授賞式の後も、彼はもう一度インスタグラムを通じて謝罪した。彼は、「現場でよく聞こえず、とんでもないミスをしてしまった。イ・ジュニョク先輩とファンの方々に申し訳ない。受賞本当におめでとう」と謝罪した。

イ・ジュニョクもこれに応えた。彼は、「ジュニョン、おかげで楽しかったよ。あまり気にしないで。自分も『AAA』のとき、同じミスをしたでしょ。縁だと思う。今度一緒にご飯を食べに行こう」と感動を与えた。
実際、イ・ジュニョクもやはり先立って開催された授賞式「AAA」でイ・ジュニョンが呼ばれたことを自身が呼ばれたと聞き間違えて舞台に上がりそうになったことがあった。これに対し、イ・ジュニョンは「心の広い先輩のおかげで今夜はよく眠れそうだ。ご連絡する」と再度強調した。
実際、イ・ジュニョクとイ・ジュニョンはファンの間で有名な“内向型”だ。インタビュー、公の場で会った彼らの姿もファンの認識と変わらなかった。
これによって2人のやりとりがより一層温かい雰囲気を醸し出している。先輩、後輩間の配慮と可愛らしいハプニングが愉快なハプニングとして注目を集めている。