“ミュージカル界のスーパースター”キム・ジュンスとチョン・ソナが、華やかなトークを披露した。
7月9日午後、女性芸人パク・ナレのYouTubeチャンネル『ナレ食堂』に公開された動画では、「第一印象」「ノロウイルス体験談」「ミュージカル俳優の結婚式」「発声管理法」「推しナンバー」などをテーマに、元東方神起のキム・ジュンスとチョン・ソナが登場。息の合ったトークで盛り上がりを見せた。
ジュンスは2010年、『モーツァルト!』でミュージカルデビュー。全公演でチケット完売を記録し、圧倒的な存在感を放った。当時を振り返ったチョン・ソナは「本当にセンセーショナルだった。ミュージカルへの姿勢も素晴らしく、あれほど感情豊かなモーツァルトは初めてだった」と称賛した。
さらに「セジョン文化会館の1~3階、全客席がスタンディングオベーションだった。あれほどの歓声を聞いたのは、私のミュージカル人生でもあの時だけ。今でも思い出すと胸が熱くなる」と感慨深げに語り、俳優仲間としての誇りをにじませた。
これに対しキム・ジュンスも「どんな公演の声援よりも強烈だった。僕にとって初めてのミュージカル舞台で、客席には1年ぶりに会うファンの方々がいて…。涙をこらえようとしたけど、結局は大泣きしてしまった」と振り返る。

「最後のカーテンコールで全キャストが舞台に出たとき、観客全員が立ち上がって拍手してくれて。その場面を見ながら、“ちゃんとできるだろうか”“どう見られるんだろう”“ミスしないかな”と不安だった瞬間が、走馬灯のように思い出された」と語った。
現在キム・ジュンスは、2021年に設立したミュージカル俳優専門のマネジメント会社「PALMTREE ISLAND(パームツリーアイランド)」の代表としても活動中。「代表という肩書きではあるけれど、全員がオーナーシップを持って取り組んでいる。フラットで創造的な組織文化を目指している」と語った。
チョン・ソナも、そんなジュンスの経営哲学に共感を示し、「正直、会社を運営していれば利益を優先するのが普通。でも彼は、俳優の才能や可能性を引き出そうと本当に努力している」と絶賛。「ミュージカル俳優だけを集めた事務所を続けるのは簡単じゃないけれど、しっかりやり遂げている」と高く評価した。
さらに「正直、あの運営スタイルで利益出てるのかなって思うくらい」と冗談めかすと、キム・ジュンスは「“損するわけにはいかない”っていう最低ラインは持ってるよ」と笑顔で応じ、笑いを誘った。
そんな輝かしいキャリアを築く一方で、キム・ジュンスは、女性配信者による金品恐喝被害の当事者としても注目を集めていた。
裁判所によると、加害女性は2020年9月から2023年10月にかけて、ジュンスとの私的な会話を無断で録音。その音声をSNSに流すと脅し、計101回にわたり約8億4000万ウォン(約8400万円)を脅し取ったという。先月、控訴審で懲役7年の実刑判決が確定し、犯行に使われたスマートフォンは没収処分となった。
(記事提供=OSEN)
◇キム・ジュンス プロフィール
1986年12月15日生まれ。2003年から2010年までを東方神起のメンバーとして過ごし、以降はJYJ、そしてミュージカル俳優として活動。優れた歌唱力と完成度の高いパフォーマンスは圧巻で、ミュージカル界で確固たる地位を固めている。2019年には韓流文化の拡散や人気に貢献した者に与えられる「韓流文化大賞」を受賞した。
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