急成長中のNCT WISHが、これまでの活動を振り返りながら、ファンへの感謝と今後の展望を語った。
NCT WISHは、2024年のデビューシングル『WISH』でスタートを切り、2ndシングル『Songbird』、1stミニアルバム『Steady』と、計3枚のアルバムで約200万枚のセールスを記録した。
今年4月にリリースした2ndミニアルバム『poppop』では、初週売上108万7838枚を記録し、デビュー以来初のミリオンセラーを達成した。慌ただしく駆け抜けた1年を過ごし、「シズニ」(ファンダム名)とお互いを少しずつ理解し合えるようになってきた。

NCT WISHは、6月21日に開催された授賞式『第34回ソウルミュージックアワード』で「本賞」と「ベストグループ賞」を受賞した。開催当日に20歳の誕生日を迎えたジェヒは「僕たちが『ソウルミュージックアワード』に出席できるなんて、本当に驚きました。特に誕生日に参加できたことにとても感謝しています」とし、「シズニと会える機会ができて嬉しいです」と感想を伝えた。

この日、NCT WISHは『WISH』と『Steady』の2曲を披露した。イントロでは、メンバーたちが順に登場しながら次のメンバーに向かって手を振り、喜びを表現した。
これは、サバイバル番組『NCT Universe : LASTART』の最終回で、NCT WISHになるメンバーが発表された順番である。一人ひとりが集まりNCT WISHになったというストーリーをステージ上で表現した。これについてリョウは「気づいてくれましたか?」と嬉しそうに語った。彼らのストーリーは『第34回ソウルミュージックアワード』のテーマである「コネクト(CONNECT)」とも重なり合い、順に登場したメンバーたちが“つながり”、やがて一つのグループとして完成された。

デビュー2年目を迎えた彼らは、シズニとの“つながり”を夢見てきた。彼らは2024年11月から、初のアジアツアー「2024-2025 NCT WISH ASIA TOUR LOG in」をアジア14地域・全25公演にわたり開催し、多くのシズニと交流した。
リクは「ツアーを経験して、ファンの皆さんと少し余裕をもってコミュニケーションが取れるようになりました。たくさん応援してくれるシズニのおかげです」と愛情を込めて伝えた。ユウシも「ツアーを通じてシズニと会い、今では一緒に楽しめる関係になったと感じています。僕たちにとってとても素敵な思い出になりました」と語った。
さらに彼らは、より広い世界への飛躍を夢見ている。シオンは「シズニが僕たちに会いたいと思ってくれたり、期待してくれる姿に応えるために、素晴らしい音楽とパフォーマンスをお見せしたいです」と意気込みを語った。続けて「ツアーを通して感じたのは、これまで僕たちが見せてきた明るくて楽しいコンセプトも良いけれど、ギャップのある新しい一面もシズニは好きでいてくれる気がして、様々な姿をお見せしたいです」と話した。
今年は『ソウルミュージックアワード』を主催する「スポーツソウル」の創刊40周年にあたる。これにちなみ、NCT WISHのメンバーたちもそれぞれ“デビュー40周年”を想像してみた。サクヤは「40年、50年、60年と、ずっとメンバーと一緒にいたいです。何よりも僕たちみんなが健康であることを願っています」と思いを語った。リョウも「6人全員が元気に活動を続けていられたら嬉しい」と付け加えた。またシオンは「僕たちがデビュー40周年を迎えるときには『ソウルミュージックアワード』は第79回になります。その時にもまた出演して賞をいただきたいです」と目を輝かせた。