スカーレット・ヨハンソンが8年ぶりに韓国を訪れ、記者会見で喜びを語った。

7月1日、ソウルのフォーシーズンズホテルでは映画『ジュラシック・ワールド/復活の大地』の記者会見が行われた。
今作は、1993年にスティーブン・スピルバーグが生み出した『ジュラシック・パーク』から続く人気シリーズの最新作。前作『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』から5年後の世界を舞台に、主人公ゾーラ(スカーレット・ヨハンソン)とヘンリー博士(ジョナサン・ベイリー)が、かつての秘密研究所がある孤島で衝撃の真実を発見。恐竜たちの脅威の中で生き延びようとする姿が描かれる。韓国では7月2日、日本では8月8日に全国公開予定だ。
今回、シリーズとしては初めて、監督と主要キャストがそろって訪韓を果たした。会場にはヨハンソンのほか、ジョナサン・ベイリー、ルパート・フレンド、ギャレス・エドワーズ監督も登壇し、現地メディアの注目を集めた。
8年ぶり2度目の来韓となったヨハンソンは、「韓国に来られてとても嬉しいです。戻ってこられて本当に幸せ。もっと時間があればよかったのですが…。今朝は明洞(ミョンドン)でスキンケア商品をたくさん買いました。朝からどうしても行きたくて(笑)。朝食ではキムチを7種類も食べた気がします」と笑顔を見せた。
また、「今日はファンの皆さんとも会えるので、とても楽しみにしています。韓国のファンはいつも温かく迎えてくれるので、本当に期待しています」と感謝の思いも語った。
演技に関する苦労については、「いちばん難しかったのは、実際に恐竜がいない中でリアルに演じなければならなかったことです。棒の先にテニスボールを付けた“仮の目印”を相手に、恐怖や緊張を保ち続けるのは本当に大変でした」と振り返った。
さらに「緊張感の高いアクションが続くなか、“キュー”がかかった瞬間に恐怖に満ちた表情を作らなければならない。でも、撮影中にカメラの不具合で数分待機が入ると一度リラックスして、またすぐに緊張を取り戻す必要があって…。そういったテンションの上げ下げが一番難しかったです」と明かした。
それでも、「共演者の皆さんが本当に素晴らしくて、互いに集中力を保ち合いながら演技できました。信頼関係が何より大切で、皆がそれを肌で感じながら演じていたと思います。エネルギーのレベルもお互いに高く保てていて、良いチームに恵まれたことが作品の仕上がりにもつながったと思います」と、強いチームワークへの信頼もにじませていた。
(記事提供=OSEN)