イ・ジェポが詐欺の罪で罰金刑を言い渡された。
6月3日、仁川(インチョン)地裁・刑事16単独のパク・ジョンウン判事は、詐欺の罪で起訴されたイ・ジェポに対し、1000万ウォン(約100万円)の罰金を言い渡したと明らかにした。
イ・ジェポは2020年11月22日、仁川市・江華郡のペンションで知人のA氏を騙し、2000万ウォン(約200万円)をだまし取ったとして起訴されていた。
当時イ・ジェポは、「コロナ禍で妻の衣料品店の経営が厳しい」「急ぎで現金が必要なので2000万ウォンだけ貸してほしい」とA氏に懇願。しかし、この金は私的な目的で使用するつもりだったほか、金融機関からの借金も抱えていたことが調査で明らかになっている。

パク判事は「被告の犯行の経緯や手口を見るかぎり、罪質は軽くない」と指摘。「累犯期間中であるにもかかわらず、自制せずに犯行に及んだ」としつつ、「被告が過ちを認め、被害者とも和解していること、同様の前科がないことなどを考慮した」と量刑理由を説明した。
イ・ジェポは1983年にMBCのギャグコンテストで入選し、芸人として活動をスタート。その後、俳優に転向し、『第4共和国』『野人時代』などの作品に出演した。2006年以降はジャーナリストに転身し、記者としても活動していた。