ハ・ジウォンの主演作で、日本でもNHKで放送されたドラマ『チェオクの剣』で活躍した女優キム・ミンギョンさんの15周忌が、改めて切なさを誘っている。
キム・ミンギョンさんは2010年6月3日にこの世を去った。享年29歳。
1981年生まれのキム・ミンギョンさんは、檀国(タングク)大学校演劇映画学科出身で、20歳だった2001年にKBSドラマ『学校4』でデビューした。その後、2003年に人気を博したMBCドラマ『チェオクの剣』に出演し、広く顔を知られるようになった。
『チェオクの剣』は、朝鮮時代の女性捜査官「茶母(タモ)」を描いたドラマで、完成度の高いロマンス時代劇として高い評価を受け、主演のイ・ソジン、ハ・ジウォン、キム・ミンジュンらをスターの座に押し上げた。
その中でキム・ミンギョンさんは、キム・ミンジュンが演じたチャン・ソンベクの護衛武士として登場。特に劇中で男装の女性を演じ、注目を集めた。

その後もドラマ『聖女と魔女』、映画『愛しのサガジ』『DMZ非武装地帯 追憶の三十八度線』などに出演し、演技経験を積んだ。
しかし2008年に胃がんと診断。約2年にわたる闘病生活の末、この世を去り、多くの人々に深い哀しみを与えた。
当時、ネットユーザーたちは故人の生前の記録が残るミニホームページなどを探し、追悼のコメントを残して哀悼の意を表した。
(記事提供=OSEN)
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