女優コ・ソヨンが、チョン・ウソンと共演した映画『ビート』にまつわる思い出を語った。
5月29日、コ・ソヨンのYouTubeチャンネルに新たな動画が公開され、『ビート』に関する裏話が明かされた。
この日、コ・ソヨンは自身が出演した1997年公開の映画『ビート』をテーマに、撮影当時のエピソードやスタッフとの交流について回想した。
制作陣が、同作を手掛けたキム・ソンス監督の名前を挙げると、コ・ソヨンは「監督、最近『ソウルの春』を撮られたでしょ? 試写会でお会いして、『あなたは変わらないね』『監督もですよ』って、お互いに褒め合ったの」と笑顔で語った。続けて「私たち、そんな年齢になったのかな? でも、あの頃に戻ったような気持ちになった」と振り返り、「監督に会うと、27歳の自分に戻ったような感覚になる。あの頃は本当に青春だった」と懐かしそうに話した。
「私呼ばれてない!」と悲しむ姿も
映画『ビート』は、昨年再上映されるなど、今なお根強い人気を誇っている。

これに関連し、コ・ソヨンは「でも、どうして私には声がかからなかったのかしら? ウソンは参加していたみたいなのに」と冗談めかして残念な思いも吐露した。
さらに、チョン・ウソンとの関係にも言及。「当時、ウソンさんは有名なカフェで働いていたのだけど、その頃から知り合いだったの。とても仲が良くて、撮影中も仕事というより、ただただ楽しい時間だった」と、撮影の舞台裏を懐かしんだ。
そんなチョン・ウソンは、昨年8月に日本でも公開された映画『ソウルの春』に出演。年末には、モデルのムン・ガビとの間に生まれた息子の存在が明らかとなり、父親として責任を果たす意向を示しつつも、結婚の予定はないと所属事務所を通じて伝え、大きな話題を呼んだ。
◇コ・ソヨン プロフィール
1972年10月6日生まれ。1993年のドラマ『明日は愛』で女優デビュー。翌年のドラマ『お母さんの海』でブレイクし、人気女優に。以降、ドラマ『幸福の始まり』『追憶』『裸足の青春』、映画『恋風恋歌』『二重スパイ』など数々の作品に出演。“コリアン・ビューティー”の代表格と呼ばれた。プライベートでは2010年に俳優チャン・ドンゴンと結婚。1男1女をもうけている。2017年のドラマ『完璧な妻』以降、演技活動はしていないが、セレブとして一挙手一投足が注目を集める。彼女が居住するソウル江南(カンナム)区・清潭洞(チョンダムドン)のマンションは、200億ウォン(約20億円)近い価格で、韓国で最も高いマンションとされている。
◇チョン・ウソン プロフィール
1973年4月22日生まれ。韓国・ソウル出身。身長187cm。1994年の映画『KUMIHO/千年愛』で俳優デビューし、映画では『私の頭の中の消しゴム』『グッド・バッド・ウィアード』『監視者たち』『アシュラ』『無垢なる証人』『藁にもすがる獣たち』『スティール・レイン』『ハント』『ソウルの春』、ドラマでは『アスファルトの男』『ATHENA -アテナ-』『パダムパダム ~彼と彼女の心拍音~』『愛していると言ってくれ』などで主演を務めた。2011年にはフジテレビ系列ドラマ『グッドライフ ~ありがとう、パパ。さよなら~』に出演したほか、2016年には映画『私を忘れないで』で主演と制作を務め、2023年に映画『ザ・ガーディアン/守護者』で監督デビューを果たした。
■財産は60億円超え…婚外子発覚のチョン・ウソン、養育費・相続はどうなる?弁護士解説