ガールズグループApink出身の女優ソン・ナウンが、新たな事務所で再出発する。
今年3月、YGエンターテインメントは本業である音楽に集中するため、俳優マネジメント業務を終了することを発表。移籍先を探していたソン・ナウンは、J,WIDEカンパニーを選んだ。
J,WIDEカンパニーは5月12日、「ソン・ナウンと最近、専属契約を締結した。彼女が持つ才能を存分に発揮できるよう、全面的に支援を惜しまない。女優として幅広くキャリアを広げていくソン・ナウンの今後の歩みに、温かい応援をお願いしたい」と伝えた。

先立って、ソン・ナウンは2012年のドラマ『大風水』で女優活動をスタートさせ、数々の作品に出演してきた。
これまで財閥の令嬢、救急室のインターン、普通の青春を謳歌する女性といったさまざまな役柄を通して多彩な表情を見せ、演技の幅を広げてきたソン・ナウン。特に2024年に放送されたドラマ『家いっぱいの愛』では、家族の生活を支える長女という、現実に根ざしたキャラクターをリアルに演じ、共感を集めた。
また、ファッションや広告の分野でも活躍しているソン・ナウンが、今後どのような姿を見せてくれるのか注目が集まっている。
なお、J,WIDEカンパニーには現在、演技派として知られるイ・ボヨンやチュ・ヨンウらが所属している。
◇ソン・ナウン プロフィール
1994年2月10日生まれ。2011年4月にガールズグループApinkのメンバーとしてデビュー。端正な顔立ちとスタイルの良さでグループではビジュアルメンバーであり、ガールズグループ全体でもビジュアルメンバーとしてよく名前が挙がった。ウエストの細さも話題になり、「アリの腰」とも呼ばれている。アイドルとしても絶好調だった2021年4月、女優活動のためYGエンターテインメントに移籍。翌年の2022年4月、11年間活動したApinkから脱退した。