映画『パラサイト 半地下の家族』などで知られるポン・ジュノ監督がEL決勝をユーチューブで“同時視聴配信”か。過去の発言が再び注目を集めている。
ポン・ジュノ監督は今年3月、自身の新作映画『ミッキー17』のプロモーションのため、サッカー解説者のパク・ムンソンが運営するYouTubeチャンネル「ダルスネ・ライブ」に出演。そこで“サッカー愛”を存分に披露すると、「ソン・フンミンが所属するトッテナムがヨーロッパリーグ決勝に進出したら“口中継”をする」と宣言した。
“口中継(イプチュンゲ)”は日本における「同時視聴配信」などと同じ意味で、サッカーなどスポーツの試合を同時視聴しながら、試合展開を自身の口で説明(実況)し、リアクションなどを配信で伝えることを指す。

そんなポン・ジュノ監督の“公約”から約2カ月。トッテナムは5月9日(日本時間)に行われたUEFAヨーロッパリーグ準決勝第2戦でボデグリムトに2-0で勝利し、2戦合計スコア7-1で決勝進出を果たした。
この結果を受けて、韓国のネット上では「(ポン・ジュノ監督の同時視聴配信が)楽しみだ」「欧州サッカー“口中継”デビューか?」など、ポン・ジュノ監督の“公約実現”に対する期待感が高まっている。
トッテナムとマンチェスター・ユナイテッドの同国対決となるヨーロッパリーグ決勝は、スペイン・ビルバオのサン・マメスで日本時間5月22日3時キックオフ。
トッテナムのキャプテンを務める韓国代表FWソン・フンミンは4月上旬から負傷欠場が続いているが、ポン・ジュノ監督の“公約”が期待される決勝の大舞台までに復帰することができるのだろうか。