俳優キム・スヒョン側が5月7日に行われたYouTubeチャンネル「カロセロ研究所」(カセヨン)の記者会見に対し、反論の立場表明を発表した。
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キム・スヒョンの所属事務所ゴールドメダリストは同日、公式立場文を発表し、「カセヨンは記者会見を通じて故キム・セロン俳優との録音ファイルを入手したという趣旨の主張をした。しかし、該当の録音ファイルは完全に偽造されたものであり、ゴールドメダリストは該当録音ファイルがAIなどを通じて作られたものと把握している」と述べた。
所属事務所は、カセヨンが言及した「情報提供者」について、「この録音ファイルをカセヨンに渡した人物は、ゴールドメダリストにも『故キム・セロン俳優がキム・スヒョン俳優に有利な発言をした録音ファイルがある』として接近してきた詐欺師」とし、「録音ファイル提供者はゴールドメダリストに金銭を要求し、故キム・セロン俳優の音声が録音された録音ファイルの一部を送ってきたが、それは故キム・セロン俳優の音声を操作したものであり、ゴールドメダリストは録音ファイル提供者のいかなる要求も受け入れなかった」と立場を明確にした。

続けて「録音ファイル提供者は、故キム・セロン俳優といかなる接点も持ち得ない人物であり、ゴールドメダリストへの詐欺が通じなかったため、カセヨンと共謀して偽造された故キム・セロン俳優の録音ファイルを公開した」とし、「前述のように、ゴールドメダリストは録音ファイル提供者がAIなどを通じて故キム・セロン俳優の音声を含む録音ファイルを偽造したと把握しており、これに関する技術的検証を進めており、結果が出次第、すぐに共有する予定だ」と述べた。
特に、所属事務所はカセヨンが「襲撃写真」と主張した写真について、「カセヨンの主張は到底受け入れられない虚偽であり、常識的にも納得しがたい主張だ」とし、「さらに、カセヨンが公開した『襲撃写真』はインターネット検索ですぐに確認できる写真であり、カセヨンと録音ファイル提供者はインターネットでダウンロードした写真を『襲撃写真』だと主張している」と強調した。
また、所属事務所は「今回のカセヨンの記者会見は、キム・スヒョン俳優に対する虚偽事実による名誉毀損、ストーキング、サイバー性犯罪および証拠捏造などで追い詰められたカセヨンが、キム・スヒョン俳優に対しサイバーテロを加えるために行った新たな捏造」とし、「今回の記者会見は、これまでカセヨンが展開してきた数多くの主張が虚偽かつ捏造であったことを示す決定的な証拠だ」と主張した。

さらに「このようなカセヨンの行為は、AIなどを利用した新たな犯罪であり、偽造された証拠をもとにキム・スヒョン俳優の人格を抹殺しようとする重大な犯罪行為であり、必ず相応の処罰を受けることになるだろう」と警告した。
最後にゴールドメダリストは「今回のカセヨンの記者会見に関連し、『ストーキング処罰法違反』『情報通信網利用促進および情報保護等に関する法律違反(名誉毀損)』で直ちに告訴・告発を行う予定であり、捜査機関との緊密な協力を通じて、カセヨンが法と原則に則り処罰されるよう最善の努力を尽くす」と付け加えた。
なお、キム・セロンさんは2月16日、ソウル城東(ソンドン)区の自宅で死亡しているのが発見された。遺族は葬儀を終えた後、カロセロ研究所を通じて、故人と俳優キム・スヒョンが故人が15歳のときから6年間交際していたと主張した。
これに対しキム・スヒョン側は、故人が未成年であった当時に交際していた事実はないと否定。キム・セロンさんの遺族およびカロセロ研究所を相手取り、約120億ウォン(約12億円)相当の損害賠償訴訟を提起した。
カロセロ研究所は5月7日、記者会見を通じてキム・セロンさんの音声として「ある女性と何かをしている写真を(キム・スヒョンが)見せてきたんです。それも性的な写真。それを見せてきて、“このアイドルの子、ワカメの匂いがする”って。だから、スマホには“ワカメ”って名前で保存してたんです」などと公開した。
ゴールドメダリストの公式立場全文は、以下の通り。
◇
1.はじめに
本日、YouTubeチャンネル、カロセロ研究所(以下、“カセヨン”の記者会見(タイトル:[緊急放送]『キム・スヒョン重大犯罪』暴露記者会見」)で主張された内容について、ゴールドメダリストの法律代理人として、ゴールドメダリストの立場を申し上げます。
2.カセヨンが主張した録音ファイルに対する立場
カセヨンは記者会見を通じて、故キム・セロン俳優との録音ファイルを入手したという趣旨の主張をしました。しかし、該当の録音ファイルは完全に偽造されたものであり、ゴールドメダリストは該当録音ファイルがAIなどを通じて作られたと把握しています。
該当録音ファイルをカセヨンに提供した人物(以下「録音ファイル提供者」)は、ゴールドメダリストにも、故キム・セロン俳優がキム・スヒョン俳優に有利な発言をした録音ファイルがあると接近してきた詐欺師です。
録音ファイル提供者は、ゴールドメダリストに金銭を要求し、故キム・セロン俳優の音声が録音された録音ファイルの一部を送ってきましたが、該当録音ファイルは故キム・セロン俳優の音声を操作したものであり、ゴールドメダリストは録音ファイル提供者のいかなる要求にも応じませんでした。
録音ファイル提供者は、故キム・セロン俳優といかなる接点も持ち得ない人物であり、ゴールドメダリストへの詐欺が通じなかったため、カセヨンと共謀して偽造された故キム・セロン俳優の録音ファイルを公開したのです。前述のとおり、ゴールドメダリストは録音ファイル提供者がAIなどを通じて故キム・セロン俳優の音声を含む録音ファイルを偽造したものと把握しており、これに関する技術的検証を進めており、検証結果が出次第、即時に共有いたします。
3.カセヨンが「襲撃写真」と主張した写真について
カセヨンは記者会見で、録音ファイル提供者がゴールドメダリストまたはコ・サンロク弁護士側の指示で襲撃されたと主張し、「襲撃写真」を公開しました。カセヨンの主張は到底容認できない虚偽の主張であり、常識的にも納得できない内容です。さらに、カセヨンが公開した「襲撃写真」はインターネット検索ですぐに確認できる写真であり、カセヨンと録音ファイル提供者はインターネットからダウンロードした写真を「襲撃写真」だと主張しているのです。
4.ゴールドメダリストのカセヨンに対する対応計画について
今回のカセヨンの記者会見は、キム・スヒョン俳優に対する虚偽事実による名誉毀損、ストーキング、サイバー性犯罪および証拠捏造などで追い詰められたカセヨンが、キム・スヒョン俳優にサイバーテロを加えるために行ったもう一つの捏造です。
ゴールドメダリストは今回のカセヨンの記者会見に対し、驚愕を禁じ得ませんし、今回のカセヨンの記者会見は、これまでカセヨンが展開してきた数多くの主張が虚偽であり、捏造であることを示す決定的な証拠です。
このようなカセヨンの行為は、AIなどを利用した新種の犯罪であり、偽造された証拠をもとにキム・スヒョン俳優の人格を抹殺しようとする重大な犯罪行為として、必ず相応の処罰を受けることになるでしょう。
ゴールドメダリストは、今回のカセヨンの記者会見に関し、「ストーキング処罰法違反」「情報通信網利用促進および情報保護等に関する法律違反(名誉毀損)」で即時告訴・告発を行う予定であり、捜査機関との緊密な協力を通じて、カセヨンが法と原則に基づいて処罰されるよう、最善の努力を尽くすことをお知らせいたします。以上。
2025年5月7日
株式会社ゴールドメダリストとキム・スヒョン俳優の告訴・告発代理人
法律事務法人(有限)L.K.B & Partners
(記事提供=OSEN)
◇キム・スヒョン プロフィール
1988年2月16日生まれ。2011年に放送されたペ・ヨンジュン企画のドラマ『ドリームハイ』(KBS)で一躍人気を集めた。日本でも大ヒットしたドラマ『星から来たあなた』で演技力が高く評価され、アジア各国で不動の人気を誇る。また、主演を務めた2024年の『涙の女王』が世界的なヒットとなり、韓流スターとしての地位を盤石にした。内向的な性格を心配した母親から演劇を勧められたことをきっかけに、俳優を志すようになった。