少女時代のメンバーで女優のチェ・スヨンが、アルコール依存の女性を演じた心境を明かした。
5月7日、韓国tvNの新ドラマ『禁酒をお願いします』(原題)のオンライン制作発表会が行われた。この場でスヨンは、自身が演じるキャラクター、ハン・グムジュについてこう語った。
「お酒も仕事も得意な、自動車整備士歴10年のキャリアウーマンです。酒好き一家で育ったけれど、お酒嫌いな初恋の人に出会ったことをきっかけに、禁酒に挑戦する女性です」

さらに、「男性だらけの職場で生き残ろうと必死に働く中で、自然とお酒に強くなり、気づけばアルコール依存の状態に。お酒がないと眠れず、強く依存してしまっているキャラクターです。そんな彼女が故郷に戻り、初恋の人と再会し、家族の支えを受けながら禁酒に挑み、成長していく物語です」と説明した。
演出を手がけたチャン・ユジョン監督とは、アルコール依存の描き方や表現の度合いについて何度も話し合いを重ねたという。「そうは見えないけれど、実はアルコール依存の方も身近にいます。その人たちを観察し、考えながら役作りに取り組みました。実際、中毒者は自分が依存していることを最初は否定するんですよね。台本にはそういったディテールがしっかり描かれています」と自信を見せた。
tvNの新ドラマ『禁酒をお願いします』は、自分を“節度ある愛飲家”だと思っていた女性が、酒嫌いの初恋男性と再会したことで人生初の禁酒に挑む、ヒーリングロマンスドラマだ。
(記事提供=OSEN)
◇スヨン プロフィール
1990年2月10日生まれ。SARAMエンターテインメント所属。2002年に高橋麻里奈とのデュオroute0で日本デビューした。デュオ解散後、2007年に少女時代のメンバーとして韓国デビューを果たす。グループ内では最高身長(172cm)で、モデル体型のためファッションブランドのモデルを多数務めた。日本での活動経験から日本語も堪能。少女時代の活動当時から女優業にチャレンジし、2014年のドラマ『私の人生の春の日』で連ドラ初ヒロインを演じた。2019年5月に現在の所属事務所へ移籍し、女優業に力を入れている。主な出演作は映画『デッドエンドの思い出』(2019年日本公開)、『ガール・コップス』(2019年作)、ドラマ『今日、妻やめます~偽りの家族~』『ザ・プロファイラー ~見た通りに話せ~』『それでも僕らは走り続ける』など。