サントリーは、ノンアルコール飲料に関する消費者飲用実態・意識調査を実施し、その結果を「サントリー ノンアルコール飲料レポート２０２３」として公表した。
調査によれば、2022年のノンアルコール飲料市場は、10年前の約1.4倍の市場規模に拡大。新型コロナウイルス感染症の拡大前に比べ、自宅での飲用率・飲用頻度が上昇し、日常生活の中でノンアルコール飲料が定着していることが明らかになった。
月1日以上ノンアルコール飲料を飲んでいる人の半数以上が、1年前に比べて飲用量が増加。その理由として、「おいしくなったから」「種類（バリエーション）が増えたから」という回答が多かった。また、ノンアルコール飲料を月1日以上飲んでいる人の8割以上が、「ビールテイスト飲料」を飲んだことがあり、昨年に比べ「ハイボールテイスト飲料」の飲用経験率が上昇している。
さらに、ノンアルコール飲料を月1日以上飲んでいる人の9割近くが「期待以上においしかった」と回答。7割以上が「お酒を飲んだ時のような満足感」など、お酒で得られるようなさまざまな価値を実感している。今後の飲用機会については、約半数が「今以上に増えそう」と予想している。
