秋元康、すべての職業に通じるモノづくりの2大鉄則を明かす | RBB TODAY
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秋元康、すべての職業に通じるモノづくりの2大鉄則を明かす

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秋元康氏【写真:竹内みちまろ】
  • 秋元康氏【写真:竹内みちまろ】

 秋元康が、4日放送の『日曜日の初耳学』(TBS系)に出演。モノづくりの鉄則を明かした。

 林修から「『大衆とは?』という問いに対してはどう答える?」と聞かれると、「自分」とズバリ。さらに「(かつて)自分がうぬぼれていた」としながら、「若い頃からヒット番組を関わったり、あるいはヒット曲を生んだりすると、自分は『大衆』を分かっている勘違いをする」と反省。

 だが40歳ぐらいのとき、自分が作っている番組や映画、CMを見ていない自分に気づいたという秋元。「自分も『大衆』なのに俺は見ない。ここに間違いがある」と指摘。

 その上で、テレビマンについて「この時間帯はこういう人たちが見てるから、こういうものを喜ぶだろうと作ってあげている」と述べ、「『多分こういうものが好きなんでしょ』という作り方をするから視聴者の皆さんは『バカにしてんじゃねえか』と(反発する)」と言及。テレビ離れの一因を説いた。

 さらに「記憶に残る幕の内弁当はない」という秋元。例として林が1人でゴールデンタイムで哲学の番組を作ろうとした際、色々なプロデューサーが来て「お笑いの人を誰か入れよう」「可愛い子を入れたほうがいいだろう」と、幕の内弁当に入れるおかずのように、あれこれ足してしまうと解説。

 その上で、「一番美味しかった幕の内弁当って思い出せます?」と問いかけ、「今までで一番美味しかったカレーライスとかウナギとか(は思い出せる)。一点突破にしないと」と求めていた。


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