世界720店舗で展開する「レッドロブスター」では、各国やその土地ならではのオリジナリティにあふれたメニューが数多く存在する。同フェアでは、海外に行きにくいコロナ禍において国内で海外料理の需要が高まっていることを受け、世界各地の「レッドロブスター」の人気メニューに“ジャパンアレンジ”を加えたオリジナル料理を提供する。



同フェアで提供される料理は、「ワッフルロブスター(北米エリア)」(税込1,749円)、「シュリンプスパイシートマトスープ(南米エリア)」(税込 979円)、「シュリンプトリオ(東アジアエリア)」(税込 2,849円)、「ムール貝のガーリックマサラグリル(東南アジアエリア)」(税込1,529円)の4種類。フェア開催を前に、メディア向け試食会に参加し、一足先に実食した感想をレポートする。

まずは、「ワッフルロブスター(北米エリア)」(税込1,749円)から試食。こちらは、北米エリアでフライなどを甘い味付けで食べる文化をオマージュし、大きなロブスターのフリッターに甘いメープル風味のシロップをかけて、ワッフルや溶かしバターと一緒に食べる一品。ロブスター×甘いシロップという意外な組み合わせに、北米の「レッドロブスター」界でも賛否両論を巻き起こしたメニューだという。


ロブスターは豆乳を入れた揚げ粉でマイルドに仕立て、フリッタ―状にカラッと揚げられている。これに甘いシロップをた~っぷりとかけ、とろけるバターやワッフルと一緒に食べると、サクッと軽いロブスターとメープル風味の香り&甘味が絶妙にマッチしている!ロブスターの塩っ気が強めなため、シロップを多くかけるほど甘みが引き立ち、罪深き味わいに…。ワッフルはふんわり&もっちり食感で食べ応えがあり、ロブスターを先に食べ終えてしまっても、十分に美味しく食べられた。

続いて、「シュリンプスパイシートマトスープ(南米エリア)」(税込979円)を実食。こちらは、南米エリアらしいパイン・マンゴー・パクチー・サルサなどのバラエティ豊かな素材を使った“食べる冷製スープ”で、メニュー表には唐辛子マークが2個付いている、やや辛めな一品。

キラキラ輝く赤いスープは、レモンを絞って飲むと、ひんやりと冷たく、玉ねぎやトマト、じゃがいもなどの野菜がたっぷりで体にも美味しい。スパイシーな辛さやパクチーがクセになるが、パインとマンゴーの甘みによって、ややマイルドに仕上がっており、異国風過ぎず、日本人向けに食べやすくアレンジが効いている印象だ。シュリンプもぷりっぷりでGOODな味わいだった。

続いて、「シュリンプトリオ(東アジアエリア)」(税込 2,849円)。こちらは、海老を使った料理が人気の東アジアの店舗とのコラボメニューで、天然シータイガーの「チリシュリンプ」、ラクサ風ソースにたっぷりつけて食べる「シュリンプフライ with ラクサソース」、五香粉(ウーシャンフェン)を使って仕上げた「デビルドエッグ」の3種類の海老料理の盛り合わせとなっている。



「チリシュリンプ」は、希少価値が高い大きめのブラックタイガーを使っていて、甘みが強くぷりっぷり。甘辛いチリソースや野菜とからめて食べると贅沢な味わいだ。「シュリンプフライ with ラクサソース」は、尾付きのバナエイエビを丸ごと使っていて、ボリュームがたっぷり。マサラカレーを使った「ラクサソース」にディップして食べると、スパイシーでホッと汗が出るくらいの辛口だ。


「デビルドエッグ」は、小ぶりのゆで卵の黄身を一度取り出して、マヨ醤油ベースのソースを混ぜて味付けした後、白身にバナエイエビとともに飾りつけた一品。東アジア風のスパイスを使った味付けと、ふわふわな卵のマイルドな味のハーモニーが美味だ。付け合わせ野菜やパンも香ばしくグリルされていて、ブロッコリーやジャガイモもほくほくだった。


4品目は、「ムール貝のガーリックマサラグリル(東南アジアエリア)」(税込1,529円)。こちらは、たっぷりのムール貝とシータイガーをガーリック&スパイスを使ってグリルした一品。ムール貝は身が柔らかく、素材本来の味を引き立たせた上品な味わい。下に敷かれたマサラカレー風味のパスタと混ぜて食べると、魚介のうま味たっぷりで楽しめ、お酒も進みそうだ。

同フェアは、8月末頃までの期間限定で開催予定。楽しくておいしい“ワールドワイドな料理”を楽しんでみては。
<筆者プロフィール>
高永きょん
南の島と東京・南青山を行き来して暮らしながら、大人になる。島人時代は、自力で釣った魚や素潜りで獲った貝類、くさやや野草を主食とし、南青山時代は、表参道界隈に初上陸したお店や西麻布の名店などを食べ歩く雑食系人間。愛しているものは春巻き。生クリームをお茶碗に入れて毎食食べたいくらいに大好きで、太らない肉体を手に入れたいと、日々悩みはつきません……。