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『鎌倉殿の13人』出演の石橋静河、静御前役のプレッシャーや役作り語る!

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 NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』で静御前役を演じる石橋静河が14日、青森県青森市でのトークショーに登壇した。義経は現在の岩手県平泉で自害したとされているが、実は生きのびて青森から北海道という伝説が残っており、青森には義経にまつわる場所やエピソードなどが残っている。

 15日に放送された『鎌倉殿の13人』第19回では、源頼朝(大泉洋)と義経(菅田将暉)兄弟の確執が決定的になり、静御前(石橋)も義経と離ればなれに。22日放送の第20回「帰ってきた義経」では、過酷な運命に翻弄されながらも、凛として立ち向かうように舞う静御前の姿が描かれる。


 同じ名前の静御前役に最初は「何の冗談だろう?」と驚いたと石橋。その後、日本各地に伝説が残っている人物であることを知り、「本当に皆さんいろんなイメージがあるだろうし、これだけいろいろな地で『ここは静が来たんだ』という伝承が残っているということは、それだけたくさんの人が思いを寄せる人物なんだな」とプレッシャーに襲われたことを告白。一方、静御前が登場する過去の大河ドラマなどは見ないようにしたそうで、「そもそも静御前の伝説、その後どうなったのかみたいなことも、諸説ありますよね。そういう、いろんな情報が目に入ってくるんですけど、それをひとつひとつ信じてしまうと目の前にある脚本に書いてあることが、『これは本当なのかな?』みたいに、いろんな情報がありすぎて心が迷ってしまう気がしたので、あまり資料も見ないようにして、脚本だけを大事にしようと思いました。作品ごとに静御前の描かれ方は違うと思うので、あまり気にせず、今回いただいた役とセリフから読み取って演じました」と役作りについて語った。

 また、自身が演じる静御前は都随一の白拍子(平安末期から鎌倉時代にかけて流行した即興の舞、またそれを舞う女性のこと)という役どころ。石橋は「(白拍子は)すごいハイレベルなことで、もともとある“型”をやるというのとはまったく別のことだと思うんですけど、それをいろんな殿様方の前でできてしまう静御前は相当頭がいいと思ったんです」とコメント。さらに「かたや義経は戦の神のような人で、かたや静は踊りということで、全然違うけど、同じぐらいのエネルギーというか。すごく感覚的じゃないですか、義経も。そういう大胆な部分とかが似ていたんじゃないかと私は思います」と義経との共通点について話した。

 義経の正妻・里(三浦透子)との劇中でのバチバチのやり取りについては「本当に三谷さんの脚本だなっていう感じで。普通はもっとドロドロ、しれつな争いになるけど、これがどこかユーモアがあって、『この人たちこのケンカ終わったら仲よくなっちゃうんじゃないか』って思うくらい(笑)すごく面白いシーンでした」と石橋。初共演だったという三浦とは、一緒にお寿司を食べに行ったりしていろいろなことを話すことができたらしく、「本当に里も芯の強い女という感じで、静御前も負けない女って感じなので。そのバランスがすごく面白いし、透子ちゃん自身もすごくかっこいい女の子なので、戦ってるんですけどすごく楽しみながらやりました」と振り返った。
《松尾》
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