太田光、訴訟相手・新潮社に複雑な思い「俺の友達は新潮文庫なんです」 | RBB TODAY
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太田光、訴訟相手・新潮社に複雑な思い「俺の友達は新潮文庫なんです」

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太田光【撮影:こじへい】
  • 太田光【撮影:こじへい】
 爆笑問題の太田光が、MCを務める26日放送の『サンデー・ジャポン』(TBS系)に出演し、新潮社を相手取った訴訟で二審も勝訴したことに関連し、同社への思いを語った。

 太田は新潮社の「週刊新潮」に裏口入学疑惑を報じられたことが名誉毀損に当たるとして、損害賠償などを求め提訴。知財高裁は24日の控訴審判決で、一審に続き新潮社に賠償金440万円の支払いと記事の削除を命じた。新潮社側は最高裁に上告する方針を表明した。

 太田は今回の判決について「納得してますね」としつつ、「新潮社が上告するのはかまわないけど、上告する理由の中に、高校時代の同級生から、僕が割り算ができないとの証言を得ているから裏口だという論理があるけど、日大芸術学部演劇学科の入試に数学はないんです」と強調。

 さらに、「僕は高校時代、友達いなかったんですよ。だからそういう証言をする人がまず思い当たらない。俺とテストの結果を話し合うような人がいない。そんな会話すら高校3年間一言も話してない」と、孤独な高校生活だったことを告白。

 その上で太田は「どうやって乗り越えたかというと、本を読んでたんです。それしかなかったの。それは太宰治だったり島崎藤村だったり。これは今まであまり言ってこなかったけど、全部新潮文庫なんですよ。俺の友達は新潮社なんです」と語り、「だから、上告して太田がクロだと言っているのが『週刊新潮』なら俺は何も思わないけど、新潮社自身が、もしそういうふうに俺のことを思って上告すると言っているとすると、僕としては…。もし新潮社がなかったら…」と複雑な心境を明かした。
《角谷》
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