タレント・テレビディレクターのデーブ・スペクターが12日放送の『サンデー・ジャポン』(TBS系)に出演し、国が18歳以下の国民に支給する10万円のうち半額をクーポンにしようと検討していることについてコメントした。 デーブは「クーポンを提案すること自体が邪道だと思う」と指摘。その理由を「いまだにろくに電子化してないじゃないですか。それができていればメリットあると思うが、それもないのにクーポンにするのは時代遅れ。日本はiモードとかはiPhoneより全然先だったのに、今は世界で一番電子化が遅れている。電子化をやってないのにまたこれを提案して、(事務費用が)900億円もかかるんだったらいただけない」と説明し、行政の電子化が進まない中でのクーポン支給を疑問視した。 一方、タレント・演出家のテリー伊藤は、支給時期が来春から7月ごろまでの間になるとされている点について、「7月と言っても、その前に参院選があるので前倒しする可能性がある」と述べ、選挙対策で支給が早まるのではと予測。 さらにテリーは「必要なんですか、10万円を渡すこと自体が。国にはお金がないじゃないですか。衆院選で野党も与党も言い出しちゃったからやっているだけ」と、財政難の中での給付自体に疑問を呈した。