ワンカット長回しの裏側を収録!映画『鈴木家の嘘』メイキング映像解禁 | RBB TODAY

ワンカット長回しの裏側を収録!映画『鈴木家の嘘』メイキング映像解禁

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(C)松竹ブロードキャスティング
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 現在公開中の映画『鈴木家の嘘』(11月16日公開)で、誰もが圧倒されるワンカット長回しシーンの裏側を収めたメイキング映像が解禁された。


 同作では、突然訪れた長男の死によって巻き起こる家族の混乱と再生を、ユーモアをまじえつつあたたかく描かれる。長男・浩一の死によるショックのあまり、記憶を失った母のため、遺された父と長女は一世一代の嘘をつく。ひきこもりだった浩一は、扉を開けて家を離れ、世界に飛び出したのだと。母の笑顔を守るべく奮闘する父と娘。悲しみと悔しみを抱えながら再生しようともがく家族の姿が丁寧に紡がれる。出演は、岸部一徳、原日出子、木竜麻生、加瀬亮、岸本加世子、大森南朋ら。

 今回解禁されたのは、富美(木竜麻生)が兄・浩一(加瀬亮)への想いを独白するシーンのメイキング映像。号泣シーンの裏側だ。劇中で木竜が演じる鈴木家の長女・富美。富美はショックで記憶を失った母(原日出子)のために、父(岸部一徳)や親族と画策して兄・浩一(加瀬亮)の不在をさまざまな嘘をつきながらアリバイ工作をしていく。物語の終盤、それまでひたすら感情を隠していた富美だったが、あるとき、浩一に対する怒り、悔しさ、嫉妬、寂しさといった愛憎がないまぜになった感情を初めて人前で吐露する。富美の秘めていた内面が現れる同作最大の山場であり、ワンカット勝負の長回しで撮影された緊張の5分間となる。

 現場では野尻克己監督が「もう一回やろう」と何度もリテイクを重ね、撮影開始から3時間経過、10テイクを重ねてもOKの声はまだかからない。木竜は泣きはらした顔を冷やしながら、時に休憩をはさみながらも、撮影は約5時間に及んだ。富美の奥底にある感情を引き出そうと、時間をかけて向き合い続ける野尻監督。その想いに応えようと、木竜は何度もトライする。メイキング映像だけでも作り手側の熱量が伝わることは間違いない仕上がりとなっている。

 ワンカット長回しの一幕にも注目の映画『鈴木家の嘘』は、現在公開中。
《KT》

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