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「えっ?どういうこと?」有村も動揺!紅白の勝敗結果に混乱

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「えっ?どういうこと?」有村も動揺!紅白の勝敗結果に混乱
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 大晦日に放送された『第67回紅白歌合戦』。紅組の勝利で幕を閉じたが、その審査方法がわからないと話題を呼んでいる。

「えっ?どういうこと?えっ?」

 紅組の優勝を告げられた時、紅組の司会・有村架純が動揺する声がマイクを通して響き渡った。「紅組の優勝です」と繰り返すように告げられ、優勝旗を受け取りつつも「え......ちょっとびっくりしました。てっきり白組が勝つと思っていたので......」と有村はとまどった表情のままだったが、その瞬間、テレビの前の視聴者も同じようにとまどっていた。なぜなら、視聴者審査でも、会場審査でも、白組の投票数が大幅に多かったのだから......。

 実は、『第67回紅白歌合戦』の勝敗を握っていたのは、「ボールの数」。ゲスト審査員のボールは10個、ふるさと審査員は全員で1個、と審査員全員でボールが11個。視聴者・会場審査に関しては、投票数には関係なく、制した組が2個ずつボール(票)をもらえる、というシステム。つまりボールの数は15となり、その中で勝敗を競うことになる。

 一方当日の放送では、結果発表の段になると最初にスクリーンに大写しで公表されたのは、データ放送やアプリから投票する視聴者審査の具体的な数値だった。紅組の2527724票に対し、白組は4203679票。白組の大幅リードである。続けて発表された会場審査では紅組870票に対し白組は1274票。具体的な数字を見ながら、視聴者は圧倒的に白組がリードしていることを認識させられる。

 会場ではくまモンがボールを手にする様子が時節映し出されていたが、数字発表が終わるとやにわに「ボールの数を数えましょう!」の掛け声とともにボール投げが始まった。結果、ボールは紅組が9個で白組が6個。突然「紅組の優勝です」の一言が響いたが、視聴者審査でも会場審査でも白組の大幅リードが散々伝えられた後の出来事だ。「えっ」と声を上げた視聴者も多いのも仕方がない。

 実は周囲の声にかき消されているものの、白組が視聴者・会場の審査でリードするたびに「白組にボールを2個入れて下さい」というアナウンスが流れていることが、ゆっくりと見直してみるとわかる。

 今回白組はボールを2個ずつの計4個手に入れたものの、審査員からは2個しかボールをもらえなかったため、計6個という結果に。一方紅組は視聴者・会場の双方を逃したものの、審査員からすでに9個手に入れていたため、勝利となったのだ。

 審査員たちのボール数についても、視聴者や会場審査がその投票数にかかわらずボール「2個」にしかならないこともきちんと説明をせず、ただ場を盛り上げるために投票数をスクリーンに大写しにしたことで、視聴者たちに混乱を招いたことは明白だ。また、また有村自身がそのシステムを理解していなかったことも放送から明らかだ。

 ネットでは優勝の瞬間から視聴者たちから「なんで紅組が優勝?」のツイートが続出。「ほぼ視聴者の意見が通ってないってこと?」「いらないっしょ、うちらの票」と、一部では審査方法に対する不満の声もでているようだ。

 
《築島 渉》
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