日本光電は、独立行政法人国際協力機構(JICA)が公募した2015年度第2回「開発途上国の社会・経済開発のための民間技術普及促進事業」に、同社によるメキシコへの「AED普及促進事業」提案が採択されたことを発表した。 AED(Automated External Defibrillator)は国内でも設置台数が増え、救命率の向上に繋がっているが、海外では地域により普及率に大きな差がある。 「AED普及促進事業」は、メキシコで増加傾向にある急性心筋梗塞による突然死を防ぐために、AEDを用いたBLS(Basic Life Support/一次救命処置・応急手当)を普及させるものとなっている。具体的には、AEDの普及、医療関係者への技術力&知識の強化を行うことでの救命処置の質の向上、さらに一般市民への教育などを行っていく。 そしてBLSを普及させていくことで、一般市民がAEDを用いた除細動を行う「PAD(Public Access Defibrillation)」の普及を促していくという。 ちなみに同社は成長が見込まれる新興国市場向けとして、メキシコに販売会社を設立し、2015年からメキシコシティマラソンでAEDの貸出を行うなどの活動を行っている。>>Amazonギフト券10,000円分が当たる!「ホームセキュリティアワード」投票受付中<<