「Windows 10 Anniversary Update」で何が変わった?
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■法人向けにはセキュリティを強化
最後に、法人向けの機能について紹介があった。「Windows Information Protection」では情報漏えい対策として、業務で使用するアプリと個人で使うアプリを行き来するデータをブロックする。壇上では、業務で作成したワードファイルのテキストの一部を、業務で使うパワーポイントにコピー&ペーストできることが示された後、同じ箇所のコピーを個人のTwitterアカウントにペーストしようとすると警告が表示され、ペーストできない様子が紹介された。
またPCに侵入したウイルスは、早期侵入検知サービス「Windows Defender Advanced Threat Protection(ATP)」で迅速に対応できる。第三者機関の脅威情報データと連携しており、さまざまな侵入者のプロファイルを検知するなどの対策がとれるのが特徴だ。このほか、学校のデバイス管理を想定した「Education向け拡張機能」を提供。IT管理者のいない教育機関で便利に使えるよう、共有デバイスのセットアップや管理を簡易化しているという。
一般消費者に向けての無償アップグレード期間は終わってしまったが、障がい者向けには引き続き、無償でWindows 10のアップグレードを提供していく見込み。学習に困難を抱える子どもにはPC・タブレットの活用方法を提案する。シニアに向けても支援していく方針だという。日本マイクロソフトでは「選ばれ、愛されるWindowsへ」というキャッチフレーズで、今後ともWindows 10ユーザーの裾野を拡大していきたい考えだ。
■今後、無償アップグレードできる機会は?
プレスセミナーの最後に、質疑応答の時間が設けられた。
--- Windows 10 Mobileの売り込み状況について。
三上氏「Windows 10 Mobileではセキュリティ、生産性、オフィスとの親和性といったところで多くの引き合いがある。Windows 10の導入を考えているお客さまが、一緒にWindows 10 Mobileの導入を検討されるパターンが多い。そこで日本マイクロソフトとしても、OSをWindows 10へ切り替えるタイミングで、Windows 10 Mobileもご提案していくことを考えている。さまざまなパートナーさまと協力しながら積極的に展開していきたい」。
--- 今後、再びWindows 10へ無償アップグレードできる機会はあるか。
三上氏「無償アップグレード期間が終わってしまったので、ない」
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