「はちみつフェスタ 2016」で発見!養蜂家向けIoT&AIデバイス「BeeSensing」 | RBB TODAY

「はちみつフェスタ 2016」で発見!養蜂家向けIoT&AIデバイス「BeeSensing」

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「はちみつフェスタ 2016」で発見!養蜂家向けIoT&AIデバイス「BeeSensing」
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「養蜂では巣箱の内検と内検の間の期間がブラックボックスになっていました。これを入れることによって内部温度などの異常がわかるようになりました」

 7月29日~31日に東京・銀座で開催されていた「はちみつフェスタ 2016」。会場では全国から集まった養蜂家など44団体が自慢の蜂蜜を販売していた。そのなかのひとつALL JAPAN HONEYは非加熱にこだわり、地域性を重視した養蜂家の販売チームだ。ここに展示されていた「BeeSensing」は、養蜂家のためのIoT&AIデバイスだ。開発と販売を手掛けるベンチャー企業アドダイスの代表取締役社長・伊東大輔氏は、ブースのテーブルに置かれたデバイスを示しながら冒頭のように話した。

 もともと同社は、人と人、人とモノなどイベントの関係を管理するソーシャル技術、位置情報のロケーション技術、モバイル端末、これらをすべてネットワークで連携したうえで、人工知能によるフィードバックを得るIoTとAIを組み合わせたSoLoMoN(ソロモン)テクノロジーを展開していた。ここに養蜂家から声がかかり、スマホアプリとセットの養蜂家向けパッケージに仕上げたものが「BeeSensing」だ。伊東が続ける「ひとつの箱を内検するのに5~15分かかります。すると4箱では最大1時間もかかってしまう」。養蜂家から声がかかった背景には、こうした養蜂独特の手間が関係している。

 「BeeSensingは温度と湿度をとっています。通常、2~3万の蜂のなかに女王蜂は1匹。温度が上がってきたら、蜂たちはクーリングしたり外気の還流を起こしたりして社会環境を維持しています」「このセンサーを中心部と外周部におき、それぞれの温度の相関関係をとっていきます」。これらのセンサー管理では、やたらアラートが発生し、そのアラートの管理設定も大変だ。BeeSensingは過剰にアラートが来ることをAIで管理しているという。

 BeeSensingが活躍するのは内検と内検の間の管理だけではない。越冬の時期、秋から春まで巣箱はあけるなと言われていた。しかし、その間にも異常事態は起こりうる。温度が急激に下がった場合にはアラートをだし全滅を回避することも可能だ。

 八房養蜂研究家の長島房子氏は「(養蜂家も)いつも箱のそばにいるわけではない」「データが残ることが重要で、もっと研究材料として使うべきです」。「我々以下の世代、つまり30~40代の養蜂家は、もっと科学的に、国内でけではなく世界で(データを)活用して生態系はどうなっているかを把握するのに役立てるべき」と話す。

 会場を見て回ると、はちみつのバリエーションに驚かされた。「欧米では普通にハチミツが食卓にあり料理にも使われています。日常的にあって当り前のものなのです」(長島氏)という状況の一方で、日本ではハチミツのバリエーションも少なく、それらは大抵輸入もので高価だ。しかし徐々に注目度が増しているように思われる。別フロアでは石鹸の作り方や美容法のセミナーも開かれていた。
《RBB TODAY》

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