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スマホでいじめを匿名通報、川越市が自治体初の導入

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匿名通報サービス「Kids’ Sign(キッズサイン)」
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 子どもたちがスマホで、いじめの匿名通報ができる「Kids’ Sign(キッズサイン)」を川越市が自治体で初めて導入したことを、サービスを提供するアディッシュが発表した。川越市内の公立中学校22校、市立高校の1校に導入され、いじめの早期発見、抑止に取り組む。

 ソーシャルメディアモニタリングなどを手掛けるアディッシュは、2007年に起きたネットいじめによる生徒の自殺をきっかけに、子どもたちをネットトラブルから守る「スクールガーディアン」事業を設立。学校非公式サイトのパトロールや、ネットいじめの早期発見や対策などソーシャルメディアの活用について、学校関係者をトータルにサポートしている。現在、全国の私立学校180校以上が導入している。

 学校で定期的に実施されるいじめに関する紙のアンケートでは、リアルタイムにキャッチアップできないという問題点があった。「Kids’ Sign(キッズサイン)」は、子どもが携帯電話やスマートフォンから、学校で通知されたURLにアクセスし、「いじめられている」「いじめを見た」という情報をいつでもどこでも匿名で書き込むことができる。書きこまれた内容をスタッフが確認し、学校に報告するという仕組みだ。2015年10月からスクールガーディアン導入校に先行提供していたが、2016年4月から正式版として有償提供を開始した。

 埼玉県川越市教育委員会は4月に「Kids’ Sign(キッズサイン)」を採用。すでに東京都や静岡県、兵庫県の私立校に導入されているが、自治体では初の導入になる。川越市は2017年3月までの試験導入だが、民間のノウハウを活用し、いじめの早期発見の取組みを進めるなど検証していく考えだ。アディッシュは、2018年中に300校の導入を目指し、いじめの早期発見、いじめ行為の抑止に取り組むという。

川越市が自治体初の導入、スマホでいじめを匿名通報

《田中志実》

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