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やっぱり強かったAI! 井山七冠ら世界トップ棋士が「詰碁」で対決

 9日より開催される「ペア碁ワールドカップ 2016東京」の前日、トーナメントの組み合わせ抽選会の会場で、スペシャルイベントとして、世界のプロ棋士たちとAIが詰碁の問題で得点を競うという「パンダ先生チャレンジマッチ」が開催された。

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解答中の井山九段ペア
  • 解答中の井山九段ペア
  • パンダ先生チャレンジマッチ
  • ペアで相談しながら詰碁を解く時間を競う
  • パンダ先生に問題を入力中
  • 選手は紙で問題を受け取って、詰碁を解く
  • 答えがわかったら、審判員(出題者)の判定を乞う
  • パンダ先生は、わかったら回答画面を審判にみてもらう
  • パンダ先生の解答画面
 井山九段ペアも果敢に攻め、解答ボタンを押すのだが、不正解するとその問題の解答権がなくなり、ペナルティのマイナス2点があるため思うように点数が伸びない。反してAIパンダ先生は、解答にたどりついた場合、間違えるということがないため、着実に得点を重ねていく。しかも問2以降は問6までは連続正解となった。

 最終的には、得点がマイナスになってしまうペアが続出し、結果は以下のとおりとなった。

1位:パンダ先生・大澤麻耶ペア(29点)
2位:呉侑珍・崔哲瀚ペア(6点)
3位:於之瑩・柯潔ペア(3点)

 詰碁は盤面が部分的であり普通の囲碁より制限がある分、コンピュータにやはり分があったようだ。また、制限時間と5組までしか解答権が与えられないというルールや不正解のマイナスポイントなども、人間側に不利に働いたかもしれない。

 謝依旻・井山裕太九段ペアが4位に入ったが、残念ながら入賞は逃してしまった。試合後のインタビューでは、井山九段が「詰碁はいまはあまりやりませんが、1問正解できてよかった。試合はけっこう楽しめました」と、謝六段が「井山九段とのペアでとても勉強になりました。明日のペア碁の試合もがんばります」と答えていた。
《中尾真二》

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