1本で電源&映像伝送ができる監視カメラ用複合ケーブル | RBB TODAY
※本サイトはアフィリエイト広告を利用しています

1本で電源&映像伝送ができる監視カメラ用複合ケーブル

IT・デジタル セキュリティ
ケーブルの外径は6mm。ワンケーブル以下の細さと軽さでツーケーブルシステムの接続を実現する(画像はプレスリリースより)
  • ケーブルの外径は6mm。ワンケーブル以下の細さと軽さでツーケーブルシステムの接続を実現する(画像はプレスリリースより)
  • 本体断面図。Aは映像用ケーブル部、BがDC電源線部。今後はHD-SDIなど、より高画質なデジタル監視カメラに対応した製品をラインナップに追加する予定(画像はプレスリリースより)
  • 3C同軸ケーブルとほぼ同一の製品外径で、映像伝送特性は1.5C同軸とほぼ同等(画像はプレスリリースより)
 三陽電工は16日、外径6mmのケーブル1本で映像と電源の同時伝送を実現する、監視カメラ用の映像・電源複合ケーブル「SAN-Secure(サン・セキュア)」シリーズの受注を開始した。

 「SAN-Secure」シリーズは、映像信号用BNCコネクタと直流電源用のDCコネクタ付きの映像・電源複合ケーブル。

 今回の製品が第一弾となり、アナログ伝送方式(NTSC、AHD1.0及びAHD2.0)の監視カメラ用細径タイプを発売。今後はHD-SDIなど、より高画質なデジタル監視カメラ対応製品をラインナップに追加する予定とのこと。

 3C同軸ケーブルとほぼ同一の製品外径6.0mmの中に外径2.5mmの映像伝送用ケーブルとDC電源線を複合し、1本のケーブルで映像・電源の同時伝送が可能。75Ωの安定したインピーダンス特性と100mまでのアナログ監視カメラの伝送を実現しており、特にAHD2.0対応カメラの場合、フルハイビジョン220万画素の高画質伝送が可能だ。

 監視カメラシステムには主に「ワンケーブルシステム」と「ツーケーブルシステム」があり、前者はケーブルは1本だが電源ユニットが必要で高額になり、後者は安価だが敷設工事が面倒という特徴がある。本製品は両者の長所だけを掛け合わせ、ワンケーブル以下の細さと軽さでツーケーブルシステムの接続を実現している。

 三陽電工では初年度の年間売上が500万円、3年以内に2,000万円の売上を見込んでいる。
《防犯システム取材班/鷹野弘》
【注目の記事】[PR]

関連ニュース

特集

page top