非接触でバイタル情報を取得する見守りシステムの数々 | RBB TODAY

非接触でバイタル情報を取得する見守りシステムの数々

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カレアコーポレーションの24GHzドップラーセンサー。PC上の画面は実際に脈拍、呼吸、体動をリアルタイムに検知して表示したもの。想定価格は第1ロットで約15万円、大量導入などでコストダウンも期待できるという(撮影:防犯システム取材班)
  • カレアコーポレーションの24GHzドップラーセンサー。PC上の画面は実際に脈拍、呼吸、体動をリアルタイムに検知して表示したもの。想定価格は第1ロットで約15万円、大量導入などでコストダウンも期待できるという(撮影:防犯システム取材班)
  • 東精ボックスの「ひととひと」。センサーには24GHzドップラーセンサーを採用し、生体情報も検知する。複数の子機で居住環境をまるごと見守ることが可能(撮影:防犯システム取材班)
 東京ビッグサイトで18日まで開催された介護系展示会「CareTEX2016」では、多くの見守りシステムが出展されていたが、新たなトレンドとして注目したいのがドップラーセンサーを利用した非接触検知システム。

 今回はその中から2製品をピックアップして紹介する。

 非接触人感センサーにはさまざまな方式があるが、24GHz帯などを用いたドップラーセンサーは、対象者の動きだけでなく呼吸や心拍などのバイタル値も測定できる特徴を持つ。

 ちなみにドップラーセンサーを採用した見守りシステムが複数登場してきた背景には、センサー価格が下がってきたため導入が容易となってきたこと、利用する24GHz帯のマイクロ波が、金属や水、セメントなど以外は透過する特性を持つため、衣服の上からでも測定できる点が関係しているといえる。

 そんななかまず最初に紹介するのは、カレアコーポレーションの24GHzマイクロ波ドップラーセンサによる見守りシステム。ユニット設置場所から最大検出距離5mにおいて、体動、脈拍、呼吸などの情報を取得し、PCの側の管理ソフト上で一覧表示するというシステムとなる。

 医療施設や介護施設、一般住宅でのみまもり用途をはじめ、畜産の体調管理や出産検知、災害時の生存者検知、運転時の居眠りや発作検知など、様々な分野でバイタル検知センサの応用を想定しているそうだ。

 続いて紹介するのが、東精ボックスの高齢者などを家族が見守るシステム「ひととひと」。今回は参考出展という位置づけで、ドップラーセンサーなどを採用した複数の子機で介護者の様子を見守り、親機経由で家族などのスマートフォンやPCをなどに通知を行うというシステムになる。

 検知できる項目は、部屋の照度、人感検知、温度、湿度、ドアの開閉など。センサーからの情報を解析して「元気です」「静かにしています」「異常検知」「状況不明」といったステータスを確認でき、プライバシーに配慮しながらの見守りを可能とする。

 サービスの開始は今年秋頃を予定している。
《防犯システム取材班/小菅篤》

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