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10代にとって「ニュース=LINE」、PC離れ・新聞離れが顕著に

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ニュースを閲覧する媒体/デバイス
  • ニュースを閲覧する媒体/デバイス
  • スマホで利用するニュースサービス(上位)
  • スマホで利用するニュースサービス(世代別)
  • ニュースに対する考え(上位)
 「スマホアプリでのニュース閲覧」というライフスタイルが当たり前になりつつある。その結果、スマホ普及率の高い若年層では、「ニュース」に対する意識が変化しつつあることが、LINEの調査で明らかとなった。

 同社では、全国の13~69歳のスマートフォンユーザー1,682名に対し、「ニュースサービスの利用」に関する意識調査を実施。それによると「ニュース閲覧時に利用する媒体/デバイス」では、「スマートフォン」84%がトップとなった。以下、「テレビ」61%、「パソコン」37%、「新聞」29%などが続く。パソコンと新聞は年代が若くなるほど利用率が下がっており、若年層にとっては、「ニュース=スマホ」という状況だ。

 では、「スマホで、何を使ってニュースを見ているか」だが、スマートフォンで利用するニュースサービスとしては、「Yahoo!」49%がトップ。以下「LINE」23%、「LINE以外のSNS」15%、「NAVERまとめ」12%、「SmartNews」「Googleニュース」各11%などがあがっている。こちらは、媒体/デバイス以上に年齢差が大きく、「Yahoo!」「SmartNews」「Googleニュース」などは、10代・20代の利用は低めで、50代・60代の利用が多め。逆に「LINE」「LINE以外のSNS」「NAVERまとめ」は10代・20代に利用されている。

 とくに10代だけに限ると、ニュースサービスの1位は「LINE」33%となり、「Yahoo!」30%と順位が逆転。「ニュース=LINE」と言える状況になっていた。「LINE以外のSNS」27%も多く、「コミュニケーションアプリの利用の延長で、ニュースを閲覧している」と考えられる。

 「ニュースに対する考え」では、全年代で「シンプルで短いニュース本文がいい」35%、「ニュースを見ること自体が楽しい」33%、「自分で探さなくていいように、厳選されたニュースを読みたい」25%などが上位だった。年代別では、60代は「シンプルで短いニュース本文がいい」という要望が他世代に比べ高く、10代は「自分でニュースを見に行くより定期的に配信されるほうが楽だ」が他世代に比べ高かった。
《冨岡晶》
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