2015年の書籍総売上額は…? 文藝春秋は急伸 | RBB TODAY

2015年の書籍総売上額は…? 文藝春秋は急伸

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「火花」【写真:田中】
  • 「火花」【写真:田中】
  • 著書「火花」を手に持つピース・又吉直樹【写真:田中】
  • ピース・又吉直樹【写真:田中】
 オリコンは、2015年1月12日付~2016年1月4日付を対象にした「2015年 書籍 年間マーケットレポート」を発表した。

 2015年の書籍市場における総売上額は1兆148.7億円で前年比98.7%、売上部数は11億4282.9万部で前年比97.0%となり、ともに前年割れの結果となった。

 売上を落とす出版社が多い中、文藝春秋は前年比142.1%と急伸した。追い風となった作品はピース・又吉直樹の「火花」。”芸人と純文学”という異色の取りあわせで発行当初から注目を集めたが、第153回芥川賞を受賞したことで大ブレイクした。同レポート対象期間内における売上部数は233.7万部、売上額では30.3億円を記録。これは2008年の調査開始以降、文芸作品による累計部数で1位の売上となった。

 「火花」に加え、2015年本屋大賞を受賞した上橋菜穂子の「鹿の王 上・下」や、東野圭吾の「ラプラスの魔女」などヒット作が続いた「文学・ノンフィクション」部門は、前年比105.9%と売上が拡大。その結果、長らく減少傾向が続く「単行本」売上額が回復したとみられる。前年比は102.7%となり、2009年の同レポート発表開始以来、初めて前年を上回った。
《木村》

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