監視カメラ映像をリアルタイムで鮮明化する「ALTER ONE G-1」 | RBB TODAY
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監視カメラ映像をリアルタイムで鮮明化する「ALTER ONE G-1」

エンタープライズ セキュリティ
従来の監視カメラで光量不足でかなり不鮮明だった夜間の映像(左)も「ALTER ONE G-1」を使うことで(右)、建物や人がいることが確認できるようになった(撮影:防犯システム取材班)
  • 従来の監視カメラで光量不足でかなり不鮮明だった夜間の映像(左)も「ALTER ONE G-1」を使うことで(右)、建物や人がいることが確認できるようになった(撮影:防犯システム取材班)
  • 日中の明暗差の大きい場所を撮影した映像の比較、通常なら空の明るさに引っ張られて日陰部分が光量不足になるが、「ALTER ONE G-1」なそうした問題を回避できる(撮影:防犯システム取材班)
  • 「ALTER ONE G-1」の本体。サイズはW180mm×D248mm×H36mmで、動作温度範囲は0度~40度となっている(撮影:防犯システム取材班)
  • 「ALTER ONE G-1」による鮮明化映像のサンプル。上が処理前で下が処理後の映像となる(画像は公式Webサイトより)
  • 鮮明化の微調整は、「ALTER ONE G-1」のフロントパネルに搭載されたツマミで簡単に行うことができる(撮影:防犯システム取材班)
  • 入出力はHDMIを使って行う。外部電源供給用にUSBコネクタを2端子、外部コントール用にLAN端子などを備える(撮影:防犯システム取材班)
 CBCは、パシフィコ横浜で開催されていた「国際画像機器展2015」にて、監視カメラなどの映像を鮮明化できる機器「ALTER ONE G-1」のデモ展示を行った。

 監視カメラの用途が防犯だけに限らず、防災、医療、製造管理、検査・計測と多岐にわたる昨今、監視カメラの映像の有効活用するニーズが高まっている。

 「ALTER ONE G-1」は、既存の監視カメラシステムとHDMIケーブルで繋ぐだけで、簡単操作で、逆光や夜間の光量不足、雨や雪、霧などによる不鮮明な映像をリアルタイムで鮮明化することができる機器となる。

 夜間や逆光に極めて強い最新の監視カメラシステムに更新するとなると、どうしても大きな費用がかかるが、同製品なら、既存の監視カメラシステムを活かしつつ、鮮明な映像による監視が可能になる。

 本体に付いているツマミを回すだけで、鮮明化の度合いの微調整が可能で直感的な操作を実現。また、シチュエーション別にモード切替ができたり、カラーや鮮明化の度合いを個別に調整することができる。さらに対応する画像解像度も、SVGA、XGA、SXGA、UXGA、HD、Full HDと多彩だ。

 同社のブースでは、さまざまなシチュエーションでの、画像鮮明化のビフォア/アフターの映像展示を行っていたが、その差は明確で、防犯用途での利用はもちろんのこと、増加するカメラ映像を使った建物や橋梁のひび割れ検査などで利用されることも想定しているという。
《防犯システム取材班/小菅篤》
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