災害時に1人で搬送できるアイデア担架「タフレンジャー」 | RBB TODAY

災害時に1人で搬送できるアイデア担架「タフレンジャー」

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1人搬送担架「タフレンジャー」の実物展示。2つ折収納タイプと4つ折収納タイプがあり、いずれも最大荷重は100kgで外径 385mmの大型径ノーパンクソフトタイヤを採用している(撮影:防犯システム取材班)
  • 1人搬送担架「タフレンジャー」の実物展示。2つ折収納タイプと4つ折収納タイプがあり、いずれも最大荷重は100kgで外径 385mmの大型径ノーパンクソフトタイヤを採用している(撮影:防犯システム取材班)
  • ブースに展示されていたタフレンジャーの利用イメージ。実際に小学生に搬送体験をしてもらったが問題なく搬送できたという。少子高齢化が懸念される日本の災害対策に最適な製品だと言える(撮影:防犯システム取材班)
 東京ビッグサイトで開催されていた中小企業によるトレードショー「産業交流展2015」のかつしか異業種交流会に出展していたシステマックスは、1人での搬送を可能とする担架「タフレンジャー」の実物展示を行った。

 大型のノーパンクソフトタイヤを用いた折りたたみ可能な担架で、約10年前に宮城県のある漁師町の消防団からの依頼を受けて、同社とかつしか異業種交流会で開発した製品だという。そもそも漁師町では、男性の多くは漁に出ている関係で、消防団の構成メンバーは高齢の婦人が多く、一般的な汎用担架だと重すぎて満足に傷病者を運べないという悩みがあったという。それから10年、利用者のニーズをくみ取り、試行錯誤のなかからようやく誕生したのが同製品となる。

 車輪が付いているので女性や子どもでも1人で傷病者の搬送を実現できる点が特徴。また車輪が大きく、悪路やちょっとした段差でも、手軽に搬送が可能。さらに搬送されている人も揺れや振動をほとんど感じずに済む。最大で4つ折りにたたみ込めるので、汎用担架の収納スペースとそれほど変わらないという。

 折りたたみ状態からの組み立てには工具不要で1分程度。最大荷重は100kgだが、搬送時にかかる負荷は従来の汎用担架の3分の1以下。すでにさまざまな自治体や企業、防災団体などに導入されており、同社ではさらなる普及を目指していくという。
《防犯システム取材班/小菅篤》

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