“Pro 3”から何が進化? Windows 10搭載「Surface Pro 4」発売へ……13.5型「Surface Book」も登場 | RBB TODAY
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“Pro 3”から何が進化? Windows 10搭載「Surface Pro 4」発売へ……13.5型「Surface Book」も登場

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Surface Pro 4を国内展開を発表
  • Surface Pro 4を国内展開を発表
  • 日本マイクロソフト 代表執行役社長 平野拓也氏
  • マイクロソフト コーポレーション ジェネラルマネージャー Surface & Windows Hardware セールス&マーケティング担当 ブライアン・ホール氏
  • Surface Pro 4。正面から。感圧精度が向上し、ペンも滑らかにすべるため、非常に描き心地はよい
  • Surface Pro 4。背面から。キックスタンドの構造は従来と同様
  • Surface Pro 4。横から。ペンは本体の左側面のマグネットで収納できる仕組み
  • SurfaceペンとSurface Pro 4。貧弱だったキーボードがしっかりした構造になった。独立型キーボードのパンタグラフ構造を採用
  • タッチペンは、反応速度も速く、ストレスを感じさせない。操作性が大幅に向上
 日本マイクロソフトは22日、Windows 10搭載の「Surface Pro 4」を11月12日より発売することを発表した。予約開始は10月23日からスタートする。

 発表に先立ち、同社の平野拓也氏は、「Surfaceシリーズによって、自社ブランドとパートナーデバイスの相乗効果を上げ、Windowsのエコシステム全体を盛り上げていきたい」とし、そのうえで日本におけるSurface Pro 4の3つのモメンタムを示した。

 1つ目は、Surfaceによって「2 in 1デバイス」の市場を開拓できたこと。PCやタブレットの市場が鈍化するなかで、Windowsデバイスの期待が高まり、2 in 1デバイスの成長の勢いが増してきた。2つ目は販売パートナーの広がりだ。いまや数多くのパートナーや量販店からSurfaceが発売されている。

 3つ目は、ユーザー層も拡大したことだ。コンシューマーではペンの活用により、画像編集が容易になった。プロカメラマンは、撮影、編集、クラウドへのアップまで一気通貫で対応できるようになった。Surfaceはタブレットにもノートにもなるため、法人のワークスタイル変革にも一役買っている。教育機関の採用も高まり、キーボードとペンのコンビネーションの使い勝手が評価された。

 そのような状況で、平野氏は「いよいよSurface Pro 4を発売する。新製品は従来のSurface Pro 3の機能を拡張し、Windows10のポテンシャルを最大限に引き出せるものだ」と紹介し、米国本社でSurfaceとWindows Hardwareのセールス・マーケティングを担当するブライアン・ホール氏に話をつないだ。

 まずブライアン氏は、Surface Pro 4の操作性、特に使い勝手の良さについて強調した。Surface Pro 4のサイズは、Pro 3と変わらないが、液晶ディスプレィが12インチから12.3インチへ拡大し、解像度も2,736×1,824ピクセルと高解像度になった。

 同氏は「ゴリラガラスで強化され、耐久性に優れたPixelSenseディスプレイが写真や文書を美しく表示する。ペンで紙の上の書いているような感覚だ。ラップトップの代わりに使える最高のノートになる」と評した。

 アクセサリは、Surfaceペン(7,800円)が改良され、従来の256段階から1024段階の筆圧感知機能が備わった。イレーサーもペントップに付いており、消しゴム付の鉛筆のように使うことができる。

 さらに別売のペン先キット(1,400円)で4種類のペン先(2H、H、HB、B)を選んで使い分けられる。ペンは本体の左側面のマグネットで収納でき、バッテリーは約1年間もつという。このほか小型ドッキングステーション「Surfaceドッグ」(25,400円)も用意された。
《井上猛雄》
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