動画配信サービス「ゲオチャンネル」が2016年2月に開始……アダルト含む12ジャンル・8万作品以上を提供へ
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発表会にはゲオホールディングスの代表取締役社長・遠藤結蔵氏、執行役員・林俊樹氏のほか、エイベックス・グループ・ホールディングスから代表取締役社長CSO・千葉龍平氏、エイベックス・デジタル常務取締役・村本理恵子氏が登壇した。
遠藤氏は冒頭で「これまで“豊かで楽しい日常の暮らし”を提供したいという思いを持って、映像ソフトのレンタルサービスを行ってきた。オリジナルにハイブリッドVODサービス『ゲオチャンネル』を開始する」と発表。今回新たにパートナーとなったエイベックスの千葉氏とともに、ゲオとのプロジェクトについての意気込みを語った。
■1,600万会員を誇るゲオ×プラットフォームのエイベックス
続いてゲオの林氏は「ゲオのリアル店舗は全国に1,600、会員数は1,600万人を数える」と同社の強みを説明。「会員向けへの映像ソフトレンタルはリアル店舗だけでなく宅配サービスも行っているが、それぞれカバーしきれていない部分がある。顧客が好みのサービスを選択できるよう考えた結果、VODを映像サービスに追加することにした」と、今回のサービス開始について話した。
その際、林氏はレーダーチャートを映しながら、「身近にあるレンタル店では選ぶ際のワクワク感を得られたり、店員から情報を引き出したりできるが、5万タイトルと品揃えが少ない。宅配サービスでは即時性やワクワク感はないが、検索性・レコメンド・品揃えが多い(24万タイトル)といった利点がある。ここにVODというサービスが加われば検索性・即時性・利便性も含めた全方位をカバーする映像サービスを提供できるようになる」とコメント。携帯キャリアによる映像サービスは「暇な時間のスマホ活用」が発想点のため、コンセプトが異なることを強調した。
エイベックスをパートナーに選んだ理由としては、「プラットフォーム運営、レコメンデーションといった多数のノウハウがあるから」(林氏)と語った一方で、プラットフォームについて村本氏は「動画配信サービスを開始してから6年。これまでザッピングUI(お気に入りの番組が見つかるまでテレビのチャンネルを変えるように、アプリ起動時に予告編動画を再生させ、フリック操作などで次々に動画を探していくユーザーインターフェース)やUX(ユーザーエクスペリエンス)を開発してきた」と補足した。
レコメンデーションについては、「各作品に1,000以上のフィルムタグを付けている。ジャンルなどだけでなく、主人公、副主人公などかなり細かいため、ユーザーが視聴すればするほどそのデータは蓄積されていき、好みに合うであろう作品をレコメンドできる仕組みになっている」と解説した。