ECサイトを騙った標的型攻撃「Retefe」、日本で急増
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「Retefe」は、金融組織を狙った標的型“トロイの木馬”の1種で、日本・スウェーデン・スイスに攻撃を絞っているのが特徴だ。パロアルトネットワークスによると、同社のサイバー脅威インテリジェンスサービス「AutoFocus」が、8月に入ってから、西ヨーロッパと日本において、Retefeを配信する電子メールの急増を検知したという。
これらのメールは、標的とする国に合わせてさまざまな「注文」「領収書」をよそおった件名、日付の入ったファイル名を使用している。差出人は、近隣の家電量販店などを名乗っているが、日本では、国内大手ECサイトを装ったメールのケースが確認されたとのこと。
Retefeは現在まだ小規模な攻撃だが、最新の攻撃では追加マルウェアをインストールするために感染端末を利用し始めており、日本・スウェーデン・スイス以外の、他の国のユーザーも脅威の対象になる可能性があるという。