「最大限のおもてなしで迎える」!日光、観光客呼び込みに情報発信センター設立
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市長の斎藤文夫氏は、「昨年、観光の入りは1074万5000人で震災から徐々に回復してきている。あと63万人で震災前の水準に戻る。200万人を目指して施策を展開しているが、(観光人口)も前年比50%増で伸びている」と状況を説明。「日光には観光資源はたくさんあるが、それを生かしきれていないんじゃないかという声があった。これを機会に最大現に生かし、おもてなしでお迎えしていきたい」と抱負を語った。
観光部長の長南哲夫氏によると「国内からの観光客は首都圏が7割を占める」とのこと。センターでは、常駐者を1名置き、観光客の動向調査や、訪日外国人の聞き取り、メディアへのヒアリングなどを行っていくという。
日光は観光地としては有名だが、首都圏に近いということで特有の問題もかかえているようだ。交通の便が良いため、宿泊せずに日帰り旅行となってしまうケースも少なくない。外国人も東京に宿泊する人が多く、日光はオプショナルツアーの扱いになるケースがある。東武鉄道が便利だが、外国人はJRのフリーパスを使うことも多いという。観光需要では食の効果も見逃せないが、これについては「海があるわけでもないので(自慢できるものは)少ないが、日光ブランドのひとつとして大々的に宣伝しているのが天然氷だ」として、こちらも力を入れていく意思を見せた。
なお、先日、国土交通省は訪日外国人向けに広域観光ルートに7地域を認定した。しかし、そこには関東および日光は入っていなかった。これについて、出席していた衆議院議員福田昭夫氏らから「残念だった」との声も聞かれたが、関東運輸局企画観光部長の澤井俊氏が「追加の募集があるかわからないが、次回はきちっと出していきたい」と話し、「江戸という横ぐしのアピールで提案していく」ことも可能ではないかとの案も示した。