【防犯防災総合展2015#001】水害時に非常用イカダとして使えるマットレス | RBB TODAY
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【防犯防災総合展2015#001】水害時に非常用イカダとして使えるマットレス

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マットレスとして使っている状態の「SAVING FLOATER(セーヴィングフローター)」と「THROW MAT(スローマット)」(迷彩)
  • マットレスとして使っている状態の「SAVING FLOATER(セーヴィングフローター)」と「THROW MAT(スローマット)」(迷彩)
  • 夜間にライトを当てると光る再帰反射材は、「SAVING FLOATER(セーヴィングフローター)」の前後に貼り付けられている
  • 「SAVING FLOATER(セーヴィングフローター)」の左右にはしっかりとホールドするための取っ手が付けられている
  • 「SAVING FLOATER(セーヴィングフローター)」と「THROW MAT(スローマット)」の“浮く秘密”である発泡ビーズは、やわらかくマットレスとしても快適な使い心地
 インテックス大阪で12日まで開催中の「防犯防災総合展 in KANSAI 2015」に出展しているNAテックは、水害時に自分の身を守ってくれるマットレス「SAVING FLOATER(セーヴィングフローター)」や、小型版の「THROW MAT(スローマット)」などの展示を行った。

 「SAVING FLOATER(セーヴィングフローター)」と「THROW MAT(スローマット)」などの製品は、津波や甚大な被害を及ぼす水害時に、日常生活に身近な寝具を水に浮くようにすることで、防災グッズとして使える点が最大の特徴となる。背景には、2011年の東日本大震災での津波による被害を教訓に、「一人でも多くの命を守りたい…」という作り手の想いがあるという。

 「SAVING FLOATER(セーヴィングフローター)」を見ていくと、普段は布団の下に敷いてマットレスとして使い、いざという時には非常用のイカダとして使えるようにすることを目的にしており、反射材を随所に使うことで見つけやすく、救助されやすい状況を作り、振り落とされないための取っ手なども備え付けられている。

 内部は、浮力のある発泡ビーズが入っていて、破損しても最小限のダメージで済むようにビーズが詰まった部分は小分けされている。

 共同開発した京都大学防災研究所による実験によれば、100kgの重りを乗せて、72時間放置し、1.0秒周期で波高5cmの波を24時間作用させても、沈むことがなく、緊急時に浮き輪代わりとなる性能を有しているとのこと。

 「SAVING FLOATER(セーヴィングフローター)」は100cm×200cm、2.5kgで、40,000円(税別)。「THROW MAT(スローマット)」は70cm×195cm、1.3kgで、無地が30,000円(税別)、迷彩が34,000円(税別)となっている。
《防犯システム取材班/小菅篤》
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