ソシオネクスト、低負荷&高速処理のフルHD対応監視カメラ用画像認識エンジン | RBB TODAY
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ソシオネクスト、低負荷&高速処理のフルHD対応監視カメラ用画像認識エンジン

エンタープライズ セキュリティ
ソシオネクストのブースで行われていた「画像認識エンジン PCIe拡張ボード」のデモンストレーション
  • ソシオネクストのブースで行われていた「画像認識エンジン PCIe拡張ボード」のデモンストレーション
  • 監視カメラの映像から顔検出や動き検出を可能にする「画像認識エンジン PCIe拡張ボード」
  • 録画用の小型パソコンにを差し込むだけで本機能を組み込むことができる
  • 従来品と本製品のCPU使用率の違い。従来品が100%だったのに対して本製品は19%のCPU使用率だった
 東京ビッグサイトで15日まで開催されている「Japan IT Week 春 2015」内の「IoT/M2M展」に出展中のソシオネクストは、同社が提供している「画像認識エンジン PCIe拡張ボード」のデモ展示を行った。

 同社は、3月に富士通とパナソニックのシステムLSI事業を統合した新会社で、本製品は監視カメラの録画用小型PCに搭載することを想定した画像認識エンジンとなる。PCI Express Gen2 規格に対応し、パソコンの「Computer Vision アクセレーターとして利用可能。

 特徴としては、ネットワークカメラで撮影した映像から人物の検出や追跡機能を備えており、フルHD解像度に対応。従来品と比べると、CPUへの負荷を大幅に削減することが可能(同社比:最大80%削減)で、フレームレート(単位時間あたりに処理させるフレーム数)も約20倍に向上している。これにより、リアルタイムに100人以上の人物の検出や追跡が行える。ネットワークカメラから送られてくる圧縮画像にも対応。

 想定される導入先としては、監視カメラの録画機器を手がけるメーカーなど。小型PCのスロットに差し込むだけで組み込める軽さもあり、本製品が持つ特徴検出(顔や物体の検出)や動き検出(対象物の追跡&検知)、それらの学習機能などを活かすようなアプリケーションを搭載していくような導入イメージとなる。

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