【MWC 2015 Vol.64】Androidスマホの画面がWindows OSのようにPC表示できるアプリ | RBB TODAY

【MWC 2015 Vol.64】Androidスマホの画面がWindows OSのようにPC表示できるアプリ

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モバイルAndroid OSの画面をMHL経由でディスプレイ機器につないで、Windows感覚で使えるようになるAndromiumアプリ
  • モバイルAndroid OSの画面をMHL経由でディスプレイ機器につないで、Windows感覚で使えるようになるAndromiumアプリ
  • Beta版はGoogle Playストアで公開されている
  • 液晶ディスプレイ付きキーボードと組み合わせてPCのような操作感を実現する。マルチウィンド表示にも対応した
  • 通常のPC用モニターでも利用が可能
 MWC 2015に出展したアメリカのスタートアップ系企業Andromium Incは、Android OSを搭載するスマホの画面を、まるでWindows OSのようなルックスと操作感でPCモニターに表示しながら使用できるようになるモバイルアプリ「Andromium OS」を開発中だ。

 「Andromium OS」は、Android 4.4以上のOSにMHLの機能を搭載するスマートフォン、タブレットで利用ができるアプリ。モバイル端末をMHLケーブル経由でPCモニターにつないでアプリを起動すると、数秒でAndroidの画面がモニターに出力されるのだが、表示された画面を目にすると、あっと驚かされる。これまでにもAndroidスマホの画面をそのままMHL経由でPCモニターに表示することはできたが、Andromium OSはその画面をまるでWindowsのようなレイアウトに切り替えて表示されるので、左下には“スタートメニュー”が表れ、複数のアプリを立ち上げながらマルチウィンド表示でタスクを切り替えながら操作もできる。別途マウスを用意すればマウスによる操作も可能になる。

 既にAndromium OSアプリのベータ版はGoogle Playで無料配布がスタートしており、手元にMHL/Android 4.4搭載の端末があればPCモニター等を組み合わせてその使用感を体験できる。

 同社のスタッフによれば、「Andromium OSではモバイル新興国向けに、Android端末一台でPCコンピューティング環境も同時に実現できる価値を提供している」こともアピールしていく考えだという。本体にCPUを持たず、液晶ディスプレイとキーボードだけ備えたノートPCライクな“画面付きキーボード”とAndroid端末をセットにしたパッケージを200~300米ドル前後で、南米やアフリカなど新興国向けに販売する計画もあるようだ。

 「Andromium OSの技術的なブラッシュアップやインターフェースのデザインはほぼ完成しているので、今夏の本格ローンチに向けて準備を進めているところ」(同社スタッフ)だという。実際にデモを体験してみると、アプリを起動した状態でAndroid端末をディスプレイ機器につなぐと、2~3秒で画面が自動的で切り替わり、操作感もまるでWindowsのような感覚で扱える。これまでモバイル向けに最適化されているAndroid OSのUIをそのままPC的に使うのは操作感の面で難しい部分もあったが、Andromiumであればビジネス用途にもAndroidの可能性がさらに広がりそうだ。
《山本 敦》

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