2015年の施策、中小と大企業でギャップ……マーケ担当者350名調査 | RBB TODAY

2015年の施策、中小と大企業でギャップ……マーケ担当者350名調査

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 中小企業のマーケティング担当者が抱える一番の課題は「リソース不足」だ。2015年に実施予定の施策では、中小企業と大企業の間で大きなギャップがある。2015年注目度No.1のマーケティング施策は「ビッグデータの活用」……。

 中小・ベンチャー企業の販促支援を行うソウルドアウトは、マーケティング担当者350名を対象に、マーケティングに関するアンケートを実施した。調査期間は1月23~25日で、調査方法はインターネットリサーチ。調査対象は全国の男性・女性、20~59歳の、マーケティング・販促業務に携わっている人。大企業と中小企業の定義は中小企業庁の定義に準じた。中小企業は、製造業で従業員規模300人以下または3億円資本金規模以下、サービス業で100人以下または5000万円以下、などとなっている。

 まず「現状のマーケティング・販促における課題」(複数回答可)を聞いたところ、企業規模によって担当者が抱える課題には違いがあった。

 中小企業の担当者の課題は「マーケティング・販促業務に時間を割くことが出来ない」が1位。「予算的な問題と人員不足。知識者が乏しい」「知識と、それを得る時間」という声があり、全体的な「リソース不足」が課題だ。一方、大企業の担当者からも「人員不足」が2位にあがったが、「実施している施策の効果検証が出来ていない」が1位となった。

 同じ調査で、中小企業では約60%が他業務との兼任をしていることがわかっている。ソウルドアウトは、中小企業は人員・時間を割いての施策が難しいため、成果をあげられないことが多く、結果として予算が削られる、という悪循環を示唆する。

 「2014年に実施した施策のうち、最も効果があったと感じた施策」を聞いたところ、中小企業・大企業ともに「SEO」が1位だった。一方で、2015年に実施予定の施策については、中小企業と大企業で異なる。

 中小企業では、「SEO」が1位となり、直接売上拡大につながるような獲得系の施策が中心となっている。一方、大企業では、「動画制作・動画広告」が1位となり、直接売上には結びつきにくいが、商品・サービスのファンを増加させるようなブランディング系の施策に注力をしている。

 ソウルドアウトは、上記のような傾向の違いは、マーケティング施策における予算ポートフォリオの組み方の相違に基づくと考える。中小企業の場合は、マーケティングの方向性を即時的な売上拡大に向け、大企業においては、中長期的な視点で認知の拡大や話題化といったことを目的に置いている、と想定する。ソウルドアウトは、大企業が既存施策に手詰まり感を感じていることも想像する。

 「2015年に注目している施策」について聞いたところ、全体では「ビッグデータの活用」が1位にあげられた。しかし2015年実施予定の施策としては上位にあがっていない。ソウルドアウトは、特に中小企業について、効果測定や費用面などでまだ実施に踏み切れないのかもしれない、という。
《高木啓》

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